青島、中国、2024年5月29日 /PRNewswire/ -- 家電製品およびコンシューマーエレクトロニクスのグローバルブランド、ハイセンスは、中国・青島で開催された2024年スポーツマーケティングワークショップにおいて、UEFA EURO 2024™の映像審判支援システム(VAR)の公式スクリーン提供者に指名されたことを発表しました。同社はドイツ・ライプツィヒに設置されるVAR中央管制室に最先端のスクリーンソリューションを提供することになります。これは、UEFAが特定のスポンサー企業に初めて独占的な権利を付与したものです。さらに、ハイセンスが最近UEFA EURO 2024™の公式パートナーに任命されたことを受け、同社の技術力を活用して、ヨーロッパ選手権のスポンサーシップをさらに強化するものとなります。
サッカーにおけるVARシステム(映像審判支援システム)は、ビデオ映像と審判団チームを活用して、ピッチ上の主審の判断を確認・支援するものです。これにより、ゴール、ペナルティエリア内のインシデント、退場処分、選手の見間違いなど、試合の重要局面における判定の正確性と公平性が向上します。UEFAが導入する半自動オフサイド検知技術(SAOT)もVARシステムに組み込まれており、試合中の判断をより迅速に行えるよう支援します。
大会全体にわたり、ビデオ支援審判員はライプツィヒにある国際放送センターに配置されます。そこで彼らはハイセンス製のスクリーンを使ってプレーの確認を行います。さらに、ハイセンスは審判用レビュースクリーンのブランディングとデザインの権利も獲得しています。このため、VARによるレビュー時には、ハイセンスのブランドがゲーム会場やスタジアムの大型スクリーンに目立つ形で表示されることになります。
VARの公式スクリーン提供者に選ばれたことは、過去50年にわたり蓄積してきたハイセンスの卓越したディスプレイ技術力を示すものです。ハイセンス TVの出荷台数は、連続2年間にわたり世界2位の座を維持しており、首位の座に迫りつつあります。特に欧州市場では、今年第1四半期のハイセンス Tv出荷台数が前年同期比35.9%増加するなど、顕著な伸びを見せています。
「UEFAは、ハイセンスが大会におけるVAR用スクリーンの提供など、欧州代表チーム競技大会への尽力に深く感謝しております。ハイセンスの先端的なスクリーン技術は、VARの審判チームによるプレー確認と判定補助に大きく貢献し、2024年のUEFA EURO™において一層公平な運営を実現するものと期待しております」と、UEFAのマーケティング部長のGuy-Laurent氏は述べています。
ハイセンスは2016年以降のすべてのUEFA EURO大会においてパートナーを務めてきており、欧州トップレベルのサッカー大会との強固で永続的な絆を築き上げてまいりました。ハイセンスは視聴体験の一層の向上に不断の努力を重ねつつ、さらなる技術開発にも力を注ぎ続ける決意を固めています。
ハイセンス(Hisense)について
ハイセンスは、世界有数の家庭用電気機器・消費者向け電子機器ブランドです。同社の事業では、スマートテレビを中心としたマルチメディア製品、家電製品、ITインテリジェント情報などを扱っています。2023年、同社はテレビの出荷量において世界的に2位の地位を維持しました。同社は近年、急成長を遂げており、現在160か国以上で事業展開をおこなっています。