東京、2024年5月29日 /PRNewswire/ -- HD Renewable Energy Co., Ltd (HDRE)(6873.TW)の日本子会社は、容量市場の長期脱炭素電源オークションにて二件が落札されたことを発表しました。落札した期待容量は合計73MW(装置容量は合計97.9MW)です。落札した案件は近畿地方の三重県と九州の福岡県にあり、2027年に運転開始の見込みです。今回の長期脱炭素電源オークションは蓄電池の落札量1.09GWに対し、4.6GW(装置容量5GW超)の応札の狭き門に、HDREは73MWの落札獲得し、台湾企業として日本の容量市場に初進出となります。
GMであるJason Chou氏はHDREが3年間で日本に1.5GWの蓄電池を設置し、投資金額は約500億台湾ドル(2400億円)であることを発表しました。HDREは国の認可法人の電力広域的運営推進機関が主催した初の長期脱炭素電源オークションで73MWの容量を落札、20年間の固定費水準の容量収入を獲得しました。
日本では、需給調整市場、卸電力市場、容量市場、三つの取引市場を開設しています。HDREは蓄電池を設置した後、各地域、各市場、各商品によってAI最適化モデルを活用、価格予測や入札戦略を策定し、利益の最大化を図って行きます。
HDREは、スマート電力会社としてのみならず、グローバルの電力会社を目指しています。HDREは、日本やオーストラリアのような高度電力自由化市場に参入し、グリーンエネルギー統合における総合的な競争優位性を最大限に活用します。同社は、アグリゲーターとしての地位を活用して需給ギャップを解消し、バーチャルパワープラント(VPP)を形成することを目指しています。さらに、HDREはTITANというソフトウェアおよびハードウェア統合サービスを活用して、卸販売および小売電力事業を確立します。
HDREについて
HDREは2016年に設立され、インテリジェントなグリーン電力会社を目指し、台湾をリードするスマートエネルギー企業です。HDREの多岐にわたる事業部門は、発電、電力小売業、およびエネルギー貯蔵を含み、それぞれが顕著な成果を達成しています。同社は、グリーンエネルギーのプロジェクト開発、メンテナンスおよび運営管理、グリーン電力小売業、充電サービスを含む幅広いワンストップソリューションを提供しており、台湾における市場リーダーとしての地位を確固たるものにしています。近年、HDREは日本とオーストラリアを皮切りに、国際的な電力市場への進出において大きな進展を遂げています。HDREは台湾の証券取引所に2023年に上場し、2024年にはMSCI台湾指数に組み入れられ、その強さと財務実績がさらに証明されました。
- HDRE公式ウェブサイト:https://www.hdrenewables.com/
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