ボストンおよびサンノゼ(カリフォルニア州)、2024年5月28日 /PRNewswire/ -- ライフサイエンス分野のイノベーションを推進するコアツールと技術の構築に取り組んでいるMGI Tech Co., Ltd(MGI)は、子会社であるComplete Genomics社を通じて米国市場を大幅に拡大することを発表しました。 これにより、ゲノム技術を進歩させ、顧客に優れたサポートを提供するという同社の取り組みが強化されます。ボストン近郊にカスタマーエクスペリエンスセンターを開設し、サンノゼの本社に320万ドルの製造施設を建造したことは、MGIの米国事業における大きな節目となります。
ボストンの新しいカスタマーエクスペリエンスセンター(CEC)
ボストン近郊のフレイミングハムに設立された新しいカスタマーエクスペリエンスセンターは、MGIにとって東海岸初の拠点であり、これにより東海岸の顧客への迅速なサービスとサポートが可能になると期待されています。MGIの米国子会社、Complete Genomicsが運営するこのCECは、ボストンおよびアメリカ北東部の既存顧客と見込み顧客に、MGIの最先端のDNBSEQ™ワークフローを体験してもらう機会を提供します。ボストンおよびアメリカ北東部の既存顧客と見込み顧客は、次世代シーケンシングプラットフォーム、サンプル調製自動化システム、バイオインフォマティクス製品を含むDNBSEQ™ワークフローを体験できます。
カスタマーエクスペリエンスセンターに装備するDNBSEQシーケンシングプラットフォームには、フラッグシップモデルのDNBSEQ-T7*、DNBSEQ-G99*、DNBSEQ-E25*が含まれます。また、ハイスループットの自動サンプル前処理システムMGISP-960および8つの独立したチャンネルを備えたピペッティングロボットMGISP-Smart 8も導入されます。
サンノゼの新しい製造施設
MGIは、サンノゼ本社にも面積10,115平方フィートの製造施設を開設しました。この新しい施設には、MGI米国子会社であるComplete Genomicsの研究開発、エンジニアリング、ISO(国際標準化機構)製造業務が集約されます。この施設は、同社にとって米国で初のサプライチェーンです。そのため、がん、アルツハイマー、肥満などを含む疾患の研究開発に研究者として次世代シーケンシング製品を使用する同社の顧客にとっては、納期短縮をもたらす施設です。
この新しい施設により、米国の顧客への迅速な機器納入が可能となります。今年の第2四半期には、最初のDNBSEQ-G99*が同施設で生産されると見込まれています。MGIは、2024年に数十台のDNBSEQシーケンサーを完成させ、納入する予定です。また、2025年には、2,766平方フィートの試薬製造施設が操業を開始する予定でもあります。
MGIについて
MGI Tech Co., Ltd.(またはその子会社。あわせて「MGI」と呼びます)は、ライフサイエンスにおけるイノベーションを推進するコアツールと技術の構築に取り組んでいます。同社が力を注いでいるのは、ライフサイエンスおよびバイオテクノロジー分野における機器、試薬、関連製品の研究開発、製造、販売です。精密医療、農業、ヘルスケア、その他のさまざまな産業向けに、リアルタイム、マルチオミクス、あらゆる分野のデジタル機器とシステムを提供しています。2016年に創業したMGIは、ライフサイエンス分野のリーダーに成長しました。現在は、世界6大陸の顧客にサービスを提供し、世界各地に研究、製造、トレーニング、アフターサービス施設を設立しています。MGIは、GbからTbレベルに至るさまざまなスループット能力を持つ臨床グレードの遺伝子シーケンサーを独自に開発、量産できる数少ない企業の1つとして傑出した存在です。MGIは、きわめて優れた専門知識、最先端の製品、そしてグローバルな影響力へのコミットメントにより、ライフサイエンスの未来に向かう軌跡を描き続けています。詳細については、https://en.mgi-tech.com/、LinkedIn、X、YouTubeをご覧ください。
* 研究目的のみ。診断には用いません。