深セン、中国、2024年5月27日 /PRNewswire/ -- Xinhua Silk Roadからの報告:
中国・深センで開催された第20回国際文化産業見本市で、舞台芸術作品『詠春拳』が圧倒的な人気を博し、文化・クリエイティブ分野での存在感を示しました。この公演は、ロシア芸術家協会や、エジンバラ商工会議所、中国・スペイン経済協会など、多くの国際団体の代表者たちの関心を集めました。そうした文化交流の機会を通じて、中国と国際社会の相互理解が深められることが期待されています。
公演を鑑賞した後のシンガポールからおいでの1人の観客の方は、「詠春拳は本当に独特で素晴らしい芸術だと感じました。その奥深い魅力に心を奪われました。中国の豊かな文化と哲学に根ざしているからこそ、私にも心から共感できるのだと思います。このような素晴らしい機会に出会えたことで、その芸術に込められた思想をより深く理解できるようになりました」と述べていました。彼は付け加えて言いました、「詠春拳は、ダンス、武術、そして中国の伝統文化が見事に溶け合っており、まさに中国の伝統文化と現代的な芸術性への深い洞察を与えてくれる非常に独特な表現形式だと感じます。」
詠春拳は、東洋の伝統文化と現代アートの躍動感を巧みに融合させ、武術と現代ダンスが織りなす魅力的な作品世界を生み出しています。まさに、伝統と革新が見事に調和した、極めて独創的な表現形態だと言えるでしょう2022年12月の初演以来、詠春拳は150回以上もアジア各地のステージに立ち、3万人を超える観客を魅了し続けてきました。その東洋的な独特の魅力が、多くの人々の心を捉えているのが特徴です。
今年後半、詠春拳がついにヨーロッパ公演デビューを遂げます。英国、フランス、ロシアなどを巡るツアーを行うことになっています。これは同作品にとって大きな前進を意味しています。伝統的な中国の文化と武術を西洋の観客に紹介し、中国文化ならではの魅力を十分に伝えることが目的です。
今年の見本市では、会場面積が160,000平方メートルにまで広がっています。メイン会場には8つのホールがあり、そこには文化産業ホールA・B、無形文化遺産・工芸品ホール、国際文化交易ホールなどが設けられています。この見本市には、世界60か国・地域から出展者が集い、
108か国・地域から来場者が訪れるなど、非常に高い注目を集めています。これは、この見本市が国際的な文化交流の重要な場として広く認められていることを示しています。