TEOCOの自動空域管理ソリューションにより、KPNは同社の5Gネットワークがサポートする安全で効率的なUAV(無人航空機)ドローンの飛行ルートを確立
フェアファックス(米バージニア州), 2024年4月30日 /PRNewswire/ -- 世界300社以上の通信サービス事業者(CSP)に分析・最適化ソリューションを提供する有力プロバイダーのTEOCOは、オランダの大手通信サービス事業者であるKPNがTEOCOのデジタル空域管理プラットフォーム「AirborneRF」を活用し、Done Connectサービスをサポートすると発表しました。同サービスを使うことで、ドローンオペレーターはKPNのモバイル5Gネットワークに接続し、最高のモバイルカバレッジの下で最も安全な飛行ルートを選べるようになります。
ドローンの飛行を迅速かつ安全に開始する能力は、重大な緊急事態や災害時をはじめとして、ますます重要になっています。KPNは、制御、データのやり取り、3Dモバイルカバレッジ・マップのための接続性を提供することに加え、AirborneRFを活用してドローンオペレーターに人口密度データを提供し、ドローン飛行の運用リスクを最小限に抑えます。TEOCOのAirborneRFを活用することで、KPNはドローンオペレーターに安全で信頼性の高いネットワーク接続を提供し、「どこを、いつ飛行すれば安全なのか」「誰が、なぜ飛ばしているのか」といった疑問に答える重要データを一カ所にまとめて提供することができます。
KPNのHan de Glint事業開発マネジャーは「地上のリスクを最小限に抑えるには、飛行ルート上の人口密度に関する知見が極めて重要です。TEOCOのAirborneRFは、Drone Connectに接続性、分析、監視機能を提供します。この機能は、特に目視飛行ができない場合でもドローンのあらゆる飛行を安全で効率的にし、A地点からB地点までの制御を確実に行う上で不可欠なものです」と述べました。
TEOCOのThomas Neubauer事業開発・イノベーション担当副社長は「モバイル事業者が急成長するUAV/ドローンのビジネスチャンスをフルに収益化するには、単なる接続サービス以上のものを航空業界に提供できるようになる必要があります。AirborneRFは安全、安心、そして信頼性の高いドローンの飛行を大規模に実現し、通信事業者と航空業界の間の架け橋を提供します」とコメントしました。
TEOCOのデジタル空域管理プラットフォームであるAirborneRFは、ドローンオペレーターが飛行ルート内のすべてのデバイスのモバイル接続を確実に維持できるようにします。これは目視外(BVLOS)ドローン運行に不可欠です。AirborneRFはモバイルネットワーク事業者の無線ネットワークと無人航空機(UAV)の空域管制を一体化し、セルラー制御のドローンが飛行するための安全圏を正確に計算します。この情報は航空交通管理(ATM)システムとUAV運行管理(UTM)システムにリアルタイム配信されます。AirborneRFはセルラーネットワークと航空システムを接続し、安全なBVLOSサービスを大規模に実現します。
TEOCOのデジタル空域管理プラットフォームであるAirborneRFについて、より詳しい情報は本リンクをご覧ください。
KPNについて
KPNは約140年にわたり、オランダにおける電気通信およびITサービスのリーディング・プロバイダーです。地上の高速ファイバー・ネットワークから、商店のカード決済機、高速道路の上にあるマトリックス・ボードまで、オランダの誰もが日常的に、直接的または間接的にKPNのネットワークを利用しています。KPNは光ファイバーの敷設に継続的に投資しており、5Gモバイルネットワークなどの新技術導入の最前線にいます。KPNは毎日、電話、データ、テレビ、インターネット・オブ・シングス、クラウド、職場、セキュリティーに関するサービスを消費者や企業顧客に提供しています。KPNは、他のプロバイダーもサービスを提供するオープンネットワークを提供しています。
詳細はm2m.kpn.comをご覧ください。