初期段階での検証により、EV乗用車における「Ingear」の機能を活かした広範な車内実装の可能性が 確認されました。
トロント, 2024年4月19日 /PRNewswire/ -- Inmotiveは、スズキ(Suzuki)の将来の電気自動車向けにIngearTM 2速EVトランスミッションを開発するため、スズキとの共同開発契約の第2段階に進むと発表しました。2023年1月に締結されたこの開発契約は、Ingear EVトランスミッションが将来のスズキの電気自動車との互換性・実用性を判断することを目的としていました。
「私たちのチームは過去1年間を密接に協力し、将来のEVモデルへの完全実装に向けてにIngearを準備し、検証する作業に注力しました。」とInmotiveのCEOであるPaul Bottero氏は述べています。さらに「開発の第一段階は、双方にとって意義深いステップであり、問題解決に向けた大幅な共同作業とアプローチが着実な進展を見せました。次の開発段階に共同で取り組むことを楽しみにしています。」と続けています。
Ingearは、EV専用に設計された世界で最も効率的な2速トランスミッションであり、Inmotiveのテスト結果によって検証されています。コンパクトでシンプルなデザインにより、電気自動車のコスト、航続距離、効率を向上させることができます。さらに、Ingearは電動車の航続距離を最大15%延長し、加速性能を最大15%向上させることができます。特許を取得した形状により、スムーズで静かな乗り心地を実現しています。
EV乗用車に加えて、Ingearはオートバイ、ATV、さらには水上車両など、より広範囲の車両にも搭載可能です。スズキは現在、乗用車を超えた用途でこれらを応用する可能性を探求しています。
「ユニークなデザインとパフォーマンスの利点は、本当に多くの用途に役立ちます。」とBottero氏は述べています。
Inmotive Inc.について
Inmotiveは、幅広い適応が可能な超効率的多速パワートレーン技術「Ingear™」を考案した、カナダを拠点とする企業です。わずかな追加コストと重量でEVの航続距離を伸ばすと同時に、スムーズなシフトチェンジで継続的なトルクを実現します。同社の信頼性に優れた設計により、トルク、加速性能、登坂能力、最高速度も向上しており、特許31件を取得し、出願中特許も55件を数えます。Inmotiveの本社はカナダのトロントにあり、ヨーロッパと中国にオフィスを構えています。詳細については、www.inmotive.comを参照してください。
スズキ株式会社について
スズキは、「お客様の立場になって価値ある製品を作ろう」を企業理念としており、現在は四輪車、二輪車、船外機の3つのモビリティ分野で商品を展開しています。同社は、生活に密着し、モビリティを提供することで、人々にとってなくてはならない存在であり続けることを目指しています。
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