重慶、中国, 2024年4月15日 /PRNewswire/ -- 大足石刻は何千年もの歴史を見てきました。初期唐代の創建から、唐代の最後の五代における洗練、北宋代と南宋代の栄光、そして明代と清代の余暇に至るまで、大足石刻の芸術的価値は永遠に続いています。これは9世紀から13世紀にかけての石窟芸術の頂点であるだけでなく、「人類石窟芸術史上の最後の記念碑」とも呼ばれています。1999年、この輝かしい文化遺産はUNESCOによって「世界遺産リスト」に石窟芸術史上の最後の記念碑として掲載され、敦煌莫高窟に続く石窟のカテゴリーで別の中国の世界文化遺産となりました。
岩彫りに見る東洋の美学
大足石刻は、重慶市大足区にある岩に彫られた像の総称であり、北山、宝頂山、南山、石門山、石篆山の石窟は特に壮観です。これらの石刻は規模が大きく、彫刻が細かく、テーマが豊富で、含蓄が深く、保存状態も良好で、芸術の宝と言えます。中でも宝頂山の千手観音像は「国宝のトップ1」として知られ、鮮やかな尾を広げた孔雀のような形状です;一方で、世界最大の仏陀の横たわる像の胸像は、釈迦牟尼の涅槃の聖遺物として、訪れる人々に無限の空想の余地を与えています。これらの魅力的なスタイルの芸術の宝物を一目で全てを捉えることはできません。
岩彫りに反映される生活への信仰
大足石刻は、中国の職人たちが代々磨き上げてきた絶え間ない技術の追求だけでなく、古代中国文化の多様な統合も示しています。仏教、道教、儒教の三つの宗教の統合を示しています。その独特な国民的、世俗的、実用的特性は、中国の石窟芸術ではユニークで、世界でも珍しいものです。それは深い世俗的信念と豊かな生命力で石窟芸術を新たな高みに引き上げました。テーマと表現において、世俗的な生活と美的感覚を密接に組み合わせ、穏やかで優美な美しさを示しています。それが仏像であれ、菩薩であれ、羅漢や金剛であれ、実生活の人物の肖像のようで、地に足のついた特徴に満ちています。
大足石刻は岩に書かれた千年の叙事詩です。歴史の浮き沈みを語り、芸術の魅力を示し、また、人々のより良い生活への憧れと追求を保持しています。それは中国文化の宝であるだけでなく、世界の芸術の宝でもあり、私たち一人一人による解釈、熟考、継承に値します。
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