「青山行不尽:山海渡遠」唐詩の道アート展

【大阪(日本)2024年4月16日PR Newswire】「青山行不尽:山海渡遠」唐詩の道アート展(ENDLESS MOUNTAINS: Spanning Mountains and Seas—An Exhibition of Art and the Tang Poetry Road)が4月13日、大阪文化館・天保山で開幕しました。本展覧会は中国美術学院(CAA)、中国駐大阪総領事館、中国建築科学研究院(CABR)の主催によるものです。


2025年万国博覧会の開幕が1年後に迫る中、本展覧会は中国パビリオンのテーマである「文明間の相互学習」の精神による「人類と自然生命共同体の構築-グリーン発展の未来社会」と共鳴しながら、「中国-日本・海の詩の道」(China-Japan Maritime Poetry Road)がスタートした主要港湾都市の大阪で開幕しました。2025年大阪・関西万博の会場と海を挟み、22人の中国と日本のアーティストがこのイベントで一堂に会し、新時代を背景に観客とともに唐詩の旅をします。

この展覧会は、今もなお前向きな影響を与えている文化・歴史遺産を再検討し、何世紀にもわたって繁栄してきた文明を展示し、多くの世代が成し遂げてきた進歩を提示します。「唐詩の道」は、山と海を結ぶ地理的な道ですが、最も重要なことは、詩人の魂を結ぶ道であることです。この道から生まれたのが、「中国-日本・海の詩の道」です。また、それは古代の僧侶詩人の求法の道であり、両国使節の詩歌外交の道であり、中国の文人と日本の古代の遣唐使の交流の道であり、浙江省東部の唐詩の道の延長としての日本への中国詩伝播の道であり、海を通じた人と人との交流の道でもあります。このルートは中国と日本の文化交流の長い歴史を目撃し、物理的な境界や時代を超えた深い友情を実際に示しています。

本展覧会は、浙江省東部の「唐詩の道」と「中国-日本・海の詩の道」を結び付け、70点以上の優れた芸術作品が展示されています。こうした作品の一例としては、Lin Haizong教授率いるCAAの教師・学生チームが制作したTang Poetry Road唐詩の道)、Wang Dongling氏がこの展覧会のために特別に制作したChaos Script of Hanshan's Poetry」(寒山の詩・混とんの書)、Zhuo Hejun氏の水彩画High Spring into Dreamsが展示されています。本展覧会は4月13日から27日までの開催です。