Sinopecが中国最深5200メートルの地熱探査井の掘削を完了

【北京2024年4月11日PR Newswire】China Petroleum&Chemical Corporation(HKG:0386、「Sinopec」)は、海南省で5200メートルの深さの中国最深の地熱探査井であるFushen-1 Wellの掘削を成功裏に完了しました。この画期的な出来事は中国南部の深部地熱構造と濃縮のメカニズムを明らかにし、地域の人口分布と深さという観点からみて、高温岩体の探査での新たな飛躍的な進歩は、中国南部の地熱資源の大規模な開発と利用を促進し、エネルギー構造の調整を支援するうえで非常に大きな意味があります。

Sinopec Completes Drilling of China’s Deepest Geothermal Exploration Well of 5,200 Meters.
Sinopec Completes Drilling of China’s Deepest Geothermal Exploration Well of 5,200 Meters.

Fushen-1 Wellの掘削が目標としたのは2億5000万年前にさかのぼる花崗岩です。探査が2023年8月に開始されて以来、Sinopecはデュアル駆動掘削と高圧噴射の組み合わせなど、独自に開発した多くの革新的な技術を採用して国のエネルギー産業規格が規定した高温岩体の温度限界に到達し、その一方で深部地熱資源を探知し、評価する重要な技術を生み出してきました。

今後Sinopecは、Fushen-1 Wellで広範な調査と実地試験を実施し、中国南部の深部地熱の研究、教育、実験を統合する最初のプラットフォームを構築し、この地域に適用できる理論的な手法と技術システムの策定を検討し、中国が「デュアルカーボン」目標を達成するのを支援していきます。

深部地熱の開発と応用には、安定して信頼性が高く、グリーンで低炭素の再生可能エネルギー源として有望な前途があり、これは大きな埋蔵量、広範な分布、環境への優しさという利点を持っています。中国の地質調査によると、中国の国土の地下3キロから1万メートルの範囲にある高温岩体地熱資源は、標準的な石炭の856兆トンに相当し、仮にそのわずか2%しか抽出されないくても、それは2023年の中国の年間エネルギー消費の2993倍となり得ます。

Sinopecは地熱エネルギーの開発と活用で中国を先導する企業になることに取り組んでいます。同社は数百万平方メートルの地域地熱暖房プロジェクトを既に構築、稼働させ、1億平方メートル近い地熱暖房能力を蓄積しています。

Sinopecは高効率の探査を実現する一連の中核技術に取り組み、中国初の国際地熱協会標準だけでなく、業界標準の50%以上を生み出して他に先行しています。Sinopecはまた、2023年に北京で第7回World Geothermal Congress(世界地熱会議、WGC2023)を主催しました。