トリナ・ソーラーがモジュール-トラッカー統合ソリューションでニュージーランド最大の太陽光発電所に電力供給

【カイタイア(ニュージーランド)2024年4月2日PR Newswire】スマート太陽光発電(PV)とエネルギー貯蔵ソリューションのグローバルリーダーであるトリナ・ソーラー(Trina Solar)はLodestone Energyと協力し、ニュージーランドで最大の太陽光発電所となるコヒラ太陽光発電所が順調に完成したことを発表しました。このプロジェクトは、トリナ・ソーラーのモジュールとTrinaTracker(トリナ・ソーラーの事業部門)のスマートトラッキングシステムの両方を統合した、オセアニア地域初のトリナ・ソーラーのプロジェクトです。

この太陽光発電所はカイタイアの64ヘクタールに及び、33MWのDC容量を持つTrinaTracker Vanguard 2Pスマートトラッキングシステム上に6万1000枚のTrina Solar Vertex550W両面ダブルガラスパネルを備えています。この発電所は再生可能エネルギー目標に向けたニュージーランドの大きな前進を示すもので、年間約55GWhを発電し、7770世帯以上に電力を供給する見込みです。


トリナ・ソーラーの超高出力両面モジュールと、追尾角度を最適化するスマートアルゴリズムを備えたVanguard 2Pトラッカーを統合することで、最大のエネルギー発電を確実に行います。さらに、パネル列間の十分なスペースとトラッカーの2メートルの高さによって営農型太陽光発電が容易になり、農業活動と並行して太陽光発電を行うことができます。これは、ニュージーランドのように大規模な農業を有し、土地資源が不足しつつある市場においては極めて重要です。

この記念すべきプロジェクトは、スマートエネルギーのトータルソリューションを提供するというトリナ・ソーラーの取り組みを強調するものです。設置業者には単一の調達先、効率化されたプロセス、より迅速な納品、より円滑な交渉、一元的なアフターサービスが可能になるというメリットがあります。これにより、特に厳しい現場条件においてコストが削減されると共に効率性が確保されます。

オーストラリア、ニュージーランド、太平洋諸島を担当する責任者であるEdison Zhou氏は次のように述べました。「私たちのパートナーシップは、技術設計段階から試運転に至るまでの緊密な協力関係をその特徴としており、現場の非粘性土などの課題を克服してきました。Vanguard 2Pトラッカーの基礎の数が少ないことと、基礎設計に関するLodestone Energyとのパートナーシップが、この障壁を協力して克服することを可能にしました。私たちは将来のコラボレーションを熱望しており、ニュージーランドのゼロカーボンの未来を前に進めるために、モジュール、トラッカー、エネルギー貯蔵システムを含む優れた技術を提供することを約束します」

Lodestone EnergyのGary Holdenマネジングディレクターは「ワイオタヘにある当社の3番目の太陽光発電所は現在建設中で、最適な発電を行うために最新のトリナ・ソーラーのパネルとトラッカーを活用します。当社の目標はニュージーランドのより多くの消費者に再生可能エネルギーを供給し、経済的安定性を確保しながら持続可能性の目標を達成することであり、トリナ・ソーラーとの協力により、私たちはその目標を達成することができます」と述べました。