広東省、中国経済成長への貢献を誓う:国務院新聞弁公室の記者会見で

【広州(中国)2024年4月1日PR Newswire】

GDTodayのリポート:

中国における対外貿易の中心地であり、主要なプレーヤーである広東省は、3月29日に北京で記者会見し、国民経済の着実な成長により大きく貢献するため、主導的な役割を果たす取り組みを続けることを誓いました。

広東省の王偉中(Wang Weizhong)省長は中国国務院新聞弁公室(State Council Information Office(SCIO)of China)が行った記者会見で、広東省は質の高い発展を促進し、中国の近代化をリードすることに取り組んでいると述べました。

広東省は経済規模が大きく、人口も多く、対外貿易も盛んです。GDPは2023年に13兆5700億元に達し、全国の10分の1を占め、35年連続で第1位です。同省の2024年の経済成長目標は5%です。

王省長によると、広東省は2024年に経済成長目標を達成することを最優先課題としています。同省は投資を拡大し、消費を刺激し、対外貿易を安定させ、より多くの雇用を創出するための政策をさらに実施する方針です。

広東・香港・マカオ大湾区(GBA)の建設は、広東省政府の優先事項のひとつです。王氏は、広東省が香港およびマカオ特別行政区と手を携え、GBAをワールドクラスのベイエリアへと発展させていくことを示しました。

王氏は、広東省は引き続き科学技術革新と産業発展を結びつけ、生産額が1兆元を超える既存の8つの産業クラスターを統合し、集積回路、新エネルギー貯蔵、新エネルギー自動車、低高度経済、人工知能の発展を加速し、5000億元級、1兆元級の新しい産業クラスターを形成すると強調しました。

王氏は、広東省はプロセス・イノベーション・チェーン全体の建設を加速し、世界的な影響力を持つ産業技術イノベーションセンターを建設すると付言しました。

農村活性化の促進も広東省の今年の「やるべきことのリスト」に入っています。王氏は、広東省は国内外の産業、特に珠江デルタの産業の広東省東部、西部、北部への秩序ある移転を促進すると述べました。

王氏をはじめとする広東省政府高官は、広東省の経済的使命、新たな高品質生産力、広東・香港・マカオ大湾区の建設、都市と農村の協調発展、外資導入、エコロジー建設、バイオ製造、ハイエンド製造などについて、国内外のメディアからの質問に答えました。