CGTN:湖南省視察で、習国家主席が地域の状況に沿った新たな高品質生産力について説明を受ける

北京、2024年3月21日 /PRNewswire/ -- 月曜日、中国の習近平国家主席は、中国中部の湖南省の省都である長沙を視察しました。

中国共産党中央委員会総書記を兼務する習近平国家主席は、視察中、新たな高品質生産力の開発を加速して高水準の開放を促進するための地域の取り組みについて理解を深めました。

地域の状況に応じた新たな高品質生産力

湖南省の視察は、習近平国家主席が現地の状況に応じて新たな高品質生産力の開発を加速するための、初めての現地指導であるとみなされています。

長沙では、2021年にドイツ企業BASFと中国企業Shanshanが設立した合弁会社であるBASF Shanshan Battery Materials Co., Ltd.(巴斯夫杉杉電池材料有限公司)を訪問しました。

同社は、リチウム電池材料の世界有数のサプライヤーであり、その製品は、電気自動車や大規模なエネルギー貯蔵発電所などのハイテク分野で広く使用されています。

習主席の湖南訪問は、3月上旬に開催された中国の最高立法府である全国人民代表大会と、中国の最高政治諮問機関である中国人民政治協商会議の年次総会後に行われたものであり、江蘇省代表団の全国人民代表大会代表との協議では、現地の実情に即したて新たな高品質生産力の開発を加速することの重要性を強調しました。

審議の中で、各省は、自国の資源賦存量、産業基盤、科学研究の条件を考慮した、新産業、新モデル、新成長推進力の開発を選択的に促進することを推奨しました。また、新技術を使用し、伝統的な産業を、ハイエンドで、インテリジェントで、環境に配慮した産業に変革してアップグレードすることも推奨しました。

高水準の開放策

習主国家主席の湖南省視察は今回で4回目となります。同氏の4度の同州訪問は、同国の若返りの取り組みにおける重要な節目と重なっています。

今年は、中華人民共和国の建国75周年にあたり、第14次5カ年計画(2021~2025年)の目標と任務を実現することが極めて重要になります。

高水準の開放策の拡充は2024年の経済活動の優先事項として中国の指導者により認識されており、今年の政府活動報告でも強調されています。

湖南省は、中国中部の主要な経済省であり、その総経済生産高は、昨年初めて5兆元(6,900億ドル)を超えました。

習近平国家主席は、BASF Shanshan Battery Materials Co., Ltd.を訪問し、高水準の開放を促進する取り組みについても理解を深めました。

湖南省は、習主席が一帯一路構想に深く統合し、対外貿易の革新的な発展を進めるよう省に促しており、中国中部の改革開放の重要な地域になることに専念してきました。

https://news.cgtn.com/news/2024-03-19/Xi-s-Hunan-inspection-highlights-new-quality-productive-forces-1s6suGMNZGE/p.html