プラハ, 2024年3月12日 /PRNewswire/ -- チェコの再生可能エネルギーの先駆者Zdeněk Sobotka氏の企業SOLEKは、これまでで同社最大のプロジェクトを建設中です。95.2MWのLeyda太陽光発電所は、面積がサッカー場150面分に相当する120ヘクタールで、チリの首都サンティアゴデチリから90キロのサンアントニオ県に位置します。この新しい発電所は、先進的な再生可能エネルギー市場を代表するこの国の脱炭素化目標に大きく寄与します。
チリは、高水準の再生可能エネルギーを利用した非常に近代的で持続可能なエネルギー部門を持つ国の1つであり、新たなSOLEKのLeyda発電所はこれに大きく貢献し、同国の脱炭素化目標の達成に役立ちます。SOLEK Groupは、Leydaの建設用地にチェコのヨゼフ・スィーケラ(Jozef Síkela)産業・貿易相の代表団を迎える機会がありました。「再生可能エネルギーの急速な成長に伴い、エネルギー供給網への需要が高まっています。これはエネルギー部門近代化の過程での課題の1つです。チリはすでにこれらの課題に取り組んでおり、この点でわが国に対する刺激となり得ます。これは多くの問題を解決し、エネルギー部門の変革という点でチェコ共和国をも待ち構えています。チリの同僚らと経験を共有できることを喜んでいます」とヨゼフ・スィーケラ氏は語りました。
チェコ閣僚の経済代表団は、チリや他の南米諸国の脱炭素化計画に積極的に参加したいSOLEKのようなチェコ企業の活動を支援するために来ました。「チェコ企業が地元エネルギー部門の近代化に多大な貢献をしていることは確かに喜ばしいことであり、チリ企業との交渉でチェコ企業の取り組みを支援できて光栄です」と、スィーケラ氏は付け加えました。同氏の経済代表団にはIT、エネルギー、重工業部門の企業代表も含まれています。この代表団の2番目の目的地はウルグアイです。
SOLEKのLeyda太陽光発電所は、2万3000世帯の消費量に相当する年間185GWhのグリーンエネルギーを生成し、1年で7万1000トンの二酸化炭素排出を節減します。Leydaからの電力は、2050年までに実質ゼロ排出を達成するというチリの野心的な計画に寄与します。
「チリは再生可能エネルギーに真剣に取り組んでおり、この分野に大きな野心を抱いています。そのおかげで当社は大規模なプロジェクトを建設することができます。Leydaは当社のこれまでで最大の投資です。今後もこの規模の発電所を建設し続けると考えています。SOLEKはチリ市場に参入してから10年が経過しました。この経験と金融投資家の信頼により、チリだけでなく例えばコロンビア、スペイン、フランス、ギリシャ、ルーマニアやチェコ共和国を含む他の国々でも再生可能エネルギープロジェクトへの投資を続けています」とSOLEKのZdeněk Sobotka創業者兼最高経営責任者(CEO)は言います。
チリのポートフォリオの構築は、国際銀行のBNPパリバ、ナティクシス(Natixis)両行との提携で資金調達されています。BlackRock Debt Fundもメザニン・ファイナンスを提供しました。
Leyda発電所は稼働後、ENEL Generación Chileとの15年間の電力購入契約(PPA)によって発電した電力を同社に供給することになります。これは、グリーン電力の生産者と顧客との間で、事前に定められた条件に基づく長期のエネルギー供給契約です。
このプロジェクトは、市場の最高基準に従い、環境に配慮して開発されました。建設中には400人分の直接的、間接的な雇用が創出されると見込まれています。この発電所は2024年の第4四半期に稼働する予定です。
SOLEK Groupは現在、浮体式太陽光発電システム、農業発電、蓄電池の開発など、新しく有望な分野に注力しています。SOLEKは欧州と中南米で太陽光発電所の設計、建設、運営に従事する大手エネルギー企業です。同社はチリで40カ所近い太陽光発電所を運営しており、総容量は250MWを超えます。2023年末までに、SOLEK Group全体で486MWの太陽光発電所が接続または建設中になりました。
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