【台北2024年3月13日PR Newswire】台湾デザイン研究院(Taiwan Design Research Institute、TDRI)とChinese Institute of Design(中華民国設計学会、CID)は、国際的なデザイン研究コミュニティーの認知を得るために提携し、世界的に有名なデザイン研究団体である国際デザイン学会連合(International Association of Societies of Design Research、IASDR)の2025年年次会議を開催する権利を獲得しました。世界的に期待されているこのイベントは、2025年12月にSongshan Cultural and Creative Park(松山文創園区)のTaipei New Horizon(台北文創)で開催される予定で、世界中からデザインの学者、専門家、学生が集まる見通しです。
TDRI and CID jointly launch preparatory work for IASDR 2025. From left: CID Vice President Hsu Yen and President Chen Chien-hsiung, Professor Chen Lin-lin (on screen), TDRI President Chang Chi-yi and VP Research and Development Liou Shyhnan.
2025年はIASDR設立20周年でもあり、今回の会議は「Life-Changing Design(人生を変えるデザイン)」をテーマとした2023年会議での「Design Topics(デザイントピックス)」および「Design Tools and Methodologies(デザインツール・方法論)」に関する議論に対応するとともに「Design Next」というテーマに焦点を合わせ、過去20年間のデザイン研究の進展を検証するだけでなく、将来に目を向けて次世代のためにデザインの知識、理論、方法の新しいロードマップを策定することを目指します。
TDRIの張基義(Chang Chi-yi)院長によると、台湾は過去にIDA Congressなど数多くの国際イベントを開催した豊富な経験を持ち、今回の会議を開催する能力を十二分に備えています。CIDのChen Chien -hsiung教授とHsu Yen教授を含む14人の学術専門家がイベントの準備作業に加わり、オランダのアイントホーフェン工科大学のChen Lin -lin教授もリモートで参加します。
IASDRは国際的な非政府、非営利の慈善団体であり、独立したデザイン研究学会の間の国際レベルでの協力を推進することにより、その多くの応用分野全てにおけるデザイン活動に関する調査、研究を促進するよう努めています。IASDRは2005年から隔年でInternational Congress of Design Researchを開催しており、これは世界的なデザイン研究の著名な学術イベントになっています。台湾は20年前に第1回会議を開催しており、来年、このイベントは多くの年月を経て台湾への壮大な復帰を果たします。
TDRIとCIDの共同の取り組みにより、IASDR 2025は間違いなく世界的なデザイン研究を前進させる重要なマイルストーンになるでしょう。