【バルセロナ(スペイン)2024年3月6日PR Newswire】ファーウェイ(Huawei、華為技術)はMWC Barcelona 2024で、Flash Forward(フラッシュフォワード)アクションプランを発表しました。これは、あらゆるシナリオに対応するオールフラッシュ、グリーン性と持続可能性、データ復元力と信頼性という3つの主要分野に関連するアクションを推進し、企業がインテリジェント時代におけるさまざまなデータの課題に対処できるよう支援します。
フラッシュストレージは現在、その高性能、低消費電力、高信頼性のおかげで複数のコアエンタープライズアプリケーションのシナリオで広く使用されています。ガートナーによると、世界のオールフラッシュストレージ市場は2026年までにストレージ市場の90%以上を占めるようになります。
ファーウェイのFlash Forwardアクションプランは、ストレージ業界の絶え間ないイノベーションをリードするために次の3つの主要分野に関するアクションを提案しています。
1.あらゆるシナリオに対応するオールフラッシュ
さまざまな業界やサービスアプリケーションのシナリオでのデータ処理要件を満たすために、ファーウェイはF2F2Xを提案します。これは、プロダクション、バックアップ、アーカイブ用のオールフラッシュストレージを推奨しています。ファーウェイは、一連の次世代フラッシュストレージ製品も発売しました。
*OceanStor Pacific 9920は、ハイブリッドワークロードシナリオに合わせて調整された、業界をリードする高容量密度を備えたオールフラッシュスケールアウトストレージシステムです。
*OceanStor 5310/5510 Capacity Flash Storageシステムは、大量のビジネスクリティカル・サービスデータのストレージとバックアップ用に設計されています。
*OceanStor Dorado 2100は、アクティブ/アクティブアーキテクチャーを備えた業界初のエントリーレベルNASオールフラッシュで、非構造化データ処理の遅さ、困難な共有および分離などの問題に対処するために中小企業向けに開発されました。
2.グリーン性と持続可能性
ファーウェイ・データストレージは、リソースの使用率を向上させ、環境への影響を軽減するための一連の革新的な対策を採用しています。これらの対策には以下が含まれます。
*リデュース、リユース、リサイクル(3R)の概念を厳密に実施し、再生可能な材料を再利用して梱包重量を78%削減します。
*ハードウエアのイノベーションによって、ハードウエア密度と冷却効率が向上し、1U当たり24ディスクという高密度を実現し、従来のソリューションよりもディスク容量を65%節約します。
*ソフトウエアを革新して業界をリードする72:1のデータ削減率を達成し、独自の22+2 elastic ECテクノロジーによりディスク使用率を91%に向上させます。
3.データの復元力と信頼性
ファーウェイは、企業ユーザーがデータ資産を効果的に保護できるように、安定した信頼性の高いデータ基盤の構築に取り組んでいます。
*ネットワークとストレージのコラボレーションによるデータ復元力の最後の防御線の構築:ファーウェイが最初に開発したMultilayer Ransomware Protection(MRP)ソリューションは、ネットワークとストレージにマルチレイヤーのコラボレーションデータ保護機能を革新的に導入します。ランサムウエアの検出精度は99.9%、復元帯域幅は毎時172 TBに達します。これは、ネットワークとストレージの連携による検出、対応、復元という攻撃のリスクからデータを保護する3つのコア展開のおかげです。
ファーウェイ・グローバル・データストレージ・マーケティング&ソリューション・セールス担当プレジデントであるMichael Qiu氏は「当社はFlash Forwardアクションプランに関連した取り組みを通じ、さまざまな業界の顧客に効率的で環境に優しく、復元力があり、信頼性の高いデータインフラストラクチャーを構築するよう働き掛けていきたいと考えています。これによって、技術革新が業界に真の利益をもたらし、より多くの企業がデジタル変革を加速し、インテリジェントなアップグレードを実現できるようになります」と述べました。
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ソース:HUAWEI