状況を一新:Sungrowが日本市場向け新製品の分散型PCS SG50CX-P2-JPを発表

【東京2024年3月5日PR Newswire】太陽光発電インバーター(PCS)およびエネルギー貯蔵システム(ESS)の世界的メーカーであるSungrowは、東京で開催されたWSEW(スマートエネルギーWEEK)2024展示会で、今後の太陽光発電市場に活力を吹き込む同社の新しい分散型PCS製品SG50CX-P2-JPを発表しました。


電気料金の高騰、ビジネスモデルの改革、土地不足などの要因により、各企業はリスクと炭素排出量を低減するために積極的に太陽光発電を採用するようになりました。そのため現在の脱炭素社会において太陽光発電市場は急成長しており、太陽光発電所の中核設備であるPVインバーター(PCS)への要求はこれまで以上に安全性、信頼性が求められるものになります。

今回のSungrowの新製品SG50CX-P2-JPは効率、安全、操作、保守の各ニーズを満たすよう日本市場向けに設計された、高収率で安全、より柔軟かつ利便性の高い業界最先端の分残型PCSとなっています。


高収率の性能

SG50CX-P2-JPは様々な点で他の製品を上回っています。同じ稼働条件でSG50CX-P2-JP起動電圧が低いため発電時間が長くなり、、また変換効率が98.7%という業界最高水準の高い効率を誇ります。また、このインバーターは200%のDC過積載が可能となっており競合製品よりも早く、長く、効率よく発電を行うことができます。

強化された安全措置

SG50CX-P2-JPは、夜間に太陽光発電アレイの電圧を回復し、モジュールの損傷を正常な状態にするPIDリカバリーモジュールを内蔵しています。CX-P2は、IEC63027-2023アーク認証を取得した世界初のシリーズで、安全性が大幅に向上しています。さらに、このインバーターはオプティマイザーと直接連携でき、モジュールレベルでモジュールを自動的にシャットダウンして電力損失を防ぎます。

柔軟性と適応性

SG50CX-P2-JPはその多様な電流設計により、低電力モジュールと高電力モジュールの両方をカバーし、複雑な状況に対応することができます。MPPT最大入力電流40A×2、32A×2の合計4MPPT(8回路)を搭載しており、大容量発電パネルにも対応したモデルとなっております。また点検端子を本体側面に設置しており、これにより絶縁抵抗などの測定の際に、点検端子を利用することで簡易にメンテナンスを行うことができる。

あらゆる面で便利

自社開発製品であり、太陽光発電所管理システムである最新のiSolarCloud Web 3.0により、ユーザーインターフェースの向上、O&M管理、発電量管理・情報セキュリティーが最適化・改善され、発電所の運用と保守がさらに簡単になりました。スマートIVスキャン機能を使うことで、極めて短時間で故障スキャンと原因分析が完了し、時間コストを大幅に削減することも可能です。

太陽光発電市場で27年以上の経験を持つSungrowの製品は、世界150カ国以上に電力を供給しています。2023年6月現在、Sungrowは世界中で405 GW以上のインバーターとコンバーターを設置し、2023年にはインバーターの出荷台数で世界1位になりました。SG50CX-P2-JPの発売はC&I太陽光発電市場に革命をもたらし、日本の企業はその恩恵を受けることでしょう。