グリーンエネルギー市場に焦点、中国のリチウムイオン電池大手AmpaceとTDKがSMART ENERGY WEEKに出展

  • AmpaceとTDKは日本で初めて共同でリチウムイオン電池のソリューションを展示
  • 蓄電システム、ドローン等のスマートパワーデバイス、電動バイク等のマイクロモビリティという3つの領域に向けた電池ソリューションを紹介予定
  • リン酸鉄系リチウムイオン電池を用いた、高安全・長寿命かつ寒冷地での充放電性能にも優れた蓄電システムなどを出展

東京、2024年2月26日 /PRNewswire/ -- リチウムイオン電池の大手サプライヤであるAmpace(中国福建省アモイ市)はTDKと共同で2024年2月28日から東京・ビッグサイトで開催するSMART ENERGY WEEKに出展します。

AmpaceはTDKの100%子会社であるATLと、世界最大手のEV向けバッテリーメーカーであるCATLの合弁会社として、2022年に設立されました。Ampaceは、蓄電システム事業では、家庭用や商用・産業用蓄電システム、無停電電源装置、ポータブル電源を手掛けており、特に家庭用蓄電システム向け二次電池のグローバル市場のシェアは30%を超えるレベルとなっております。今後、蓄電システムに加え、ドローンや電動工具を始めとするスマートパワーデバイス、電動バイク等のマイクロモビリティ向けリチウムイオン電池事業を中長期的に成長させてまいります。

今回のSMART ENERGY WEEKの見どころは下記のとおりです。

  • 家庭用および商用・産業用蓄電システムを中心に、ドローンやコードレスクリーナ、電動工具、電動バイク、バッテリー交換型シェアリングバイク、電動アシスト自転車などのパワーデバイス・モビリティ分野のリチウムイオン電池製品も出展致します。
  • Ampaceは、業界に先駆けリン酸鉄系高安全リチウムイオン蓄電システムを発売して以来、PPB(10億分の1)レベルまでセル故障リスクを抑えた製品で業界をリードしてきました。リン酸鉄系材料は三元系と比べ、異常時にも正極材からの酸素脱離がないため、家屋の倒壊などの万一の自然災害時にも電池が火災の発生源となる可能性が低く、その高い安全性により、特に欧米では蓄電システムの分野で広く使用されています。
  • また、Ampaceはセルの安全性だけでなく製品全体の機構設計にも着目し、耐震設計を施した商用・産業用屋外電池キャビネットRenoシリーズと家庭用電池キャビネットPR-Hシリーズを発売しました。IEEE693基準、特に本震後24時間以内の余震も想定した厳しい耐震基準を満たしているRenoシリーズはチリの耐震標準試験に合格し、カリフォルニアや南米などの地震リスクの高い地域で採用されています。
  • Ampaceが製品化するANDES 600 PROシリーズはポータブル電源として、非常時のバックアップ用途も想定しています。-20℃でも使用可能な本製品は軽量かつ小型で、災害による停電時の家庭用非常用設備として使用可能です。
  • ,000回サイクル(初期比容量維持率80%)の蓄電システムの提供と15年の品質保証サービスをいち早く展開したAMPACEは、昨年、20年以上の蓄電池寿命を実現した15,000回の超ロングサイクルライフのKunlunシリーズを発売したほか、東北・北海道地域や欧州、北米の寒冷地使用に対応した-20℃~60℃での充放電が可能なリチウムイオン電池技術を開発しています。 

報道関係者の問い合わせ先
Ampace Technology Ltd: 
担当者: Janice YE E-mail Address: YeQQ@ampacetech.com 

TDK株式会社
担当者:広報グループ,  E-mail Address: TDK.PR@tdk.com