世界の注目が集まる「種の保存チャレンジ」

100万ドルの賞金を目指す52人の応募者

インディアナポリス、, 2023年12月29日 /PRNewswire/ -- インディアナポリス動物園の思い切った新しい保護活動では、絶滅の危機にさらされている種を救うために活動している1つの団体に100万ドルが付与されます。「種の保存チャレンジ」は、46ヶ国の52種を代表する自然保護活動家の関心を集めています。各応募者は、資金が提供されることで、絶滅のおそれのある動物種の生存に測定可能かつ持続可能な影響を及ぼすことになる計画を詳細に作成します。

インディアナポリス動物園は4月に「種の保存チャレンジ」を立ち上げ、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで現在脅威にさらされている(極めて絶滅の危機に瀕している、近絶滅種、絶滅危惧種、野生絶滅種と指定されている)種の状態を改善する可能性がある計画に資金提供することを目的としています。

52人の応募者の発表は、何百もの種に法的保護を与えてきた米国の種の保存法の50周年に合わせて行われました。「我々は、自然を保護し、自分たちの世界を大切にするよう人々を鼓舞するという使命に重点を置いています。『種の保存チャレンジ』は、地球上の生命の多様性を保護し、保存するための堅実な投資です。」と、インディアナポリス動物園の会長兼CEOであるRobert Shumaker博士は述べています。

種の保存グローバルセンターの保護活動家たちは、79の団体に正式な応募を依頼する前に、約200の事前応募を審査しました。100万ドルの「種の保存チャレンジ」助成金が誰に付与されるか、その決定は国際的な動物保護活動家から成る審査員の手に委ねられています。

「我々は、応募内容の質の高さに感化されました。これらの保護活動計画のすべてに5,200万ドルの資金があればいいのですが。」と、インディアナポリス動物園上級副園長で、種の保存グローバルセンター所長のBill Street氏は述べました。

チャレンジの応募は、強固な地理的多様性だけでなく、生物学的多様性も表しています。応募者は、両生類7種、鳥類17種、魚類3種、昆虫3種、哺乳類12種、爬虫類10種の保全状況を改善する計画を提出しました。

「種の保存チャレンジ」は、IUCN種の保存委員会の専門家が開発したコンセプトをモデルとしています。「リバース・ザ・レッド」は、IUCNのレッドリストで評価されている種を格下げすることを目的としています。例えば、ある種が現在「野生絶滅種(Extinct in Wild)」に指定されている場合、その種を「近絶滅種(Critically Endangered)」に格下げすることは、種の生存確率が向上したことを意味します。

インディアナポリス動物園の「種の保存チャレンジ」の勝者は、5年間でプログラムを実施し、進捗状況を示すことになります。動物園は2024年春に受賞者を発表する予定です。

52人の応募者の完全なリストを含む、無料で使用できるメディア資産については、こちらをクリックしてください。

種の保存グローバルセンターについて 
インディアナポリス動物園の種の保存グローバルセンターは、国際自然保護連合 種の生存委員会との連携により運営されています。グローバルセンターは、160ヶ国以上で動物、菌類、植物の未来を守るために活動している何千人もの保全専門家を支援し、つないでいます。

インディアナポリス動物園について 
インディアナポリス動物園は、税制優遇措置を直接受けていない米国で最大の動物園です。動物保護の世界有数の賞であるインディアナポリス賞(Indianapolis Prize)、種の保存グローバルセンター(Global Center for Species Survival)、動物園の自然保護助成プログラムなど、動物園は数十年にわたって、莫大な資源を保護活動に投資しています。インディアナポリス動物園は自然を保護し、人々に世界を大切にするよう影響を与えています。インディアナポリス動物園はホワイト・リバー・フォールズ州立公園に位置し、アメリカ動物園水族館協会(Association of Zoos and Aquariums)とアメリカ博物館同盟(American Alliance of Museums)から動物園、水族館、植物園として認定されています。詳しくは、IndianapolisZoo.com をご覧ください。

メディア問い合わせ先

Emily Garrett
広報担当ディレクター 
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Kelly Griese
種の保存グローバルセンター
広報スペシャリスト
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