【徐州(中国)2023年12月27日PR Newswire】XCMG Machinery(SHE: 000425、「XCMG」)は、中国の徐州市に「XCMG Loading Equipment Research Institute(XCMG積込装置研究所)」(「研究所」)を正式に開設し、世界初の新エネルギー積込装置生産ラインを稼働させました。
XCMGのYang Dongsheng最高経営責任者(CEO)兼会長は「当研究所は、産業、教育、研究を統合した市場志向の技術革新エコシステムを構築して独創的・先駆的で積極的な研究開発モデルを推進し、技術と品質で市場をリードし、質の高い産業の発展を促すことを目標に掲げ、グリーン、インテリジェント、ハイエンド、サービス志向、国際的事業展開を軸とした産業のトランスフォーメーションとグレードアップで重要な役割を果たしていきます」と語っています。
サステナブル・トレンドの高まりを受け、新エネルギー積込装置の販売普及率は上昇を続けており、中国では2月の1.8%から9月には5.8%に上昇、XCMGの普及率は現時点で12.1%に達しています。
インテリジェントで環境に優しい生産ライン
新エネルギー積込装置の生産ラインは、特に新エネルギーモデル用に設計されており、製品の迅速なアップグレードや反復に適応し、新エネルギー機器製品のインテリジェント製造向けの確固たる基盤となっています。
排ガスを出さない新エネルギー車の生産に加えて、本生産ラインは生産工程全体でもクリーンエネルギーを使用し、産業排出ガスをなくしています。資材の配送や移動は、無人搬送車(AGV)や電動フォークリフトなどの電動機器で行われており、高度な自動化レベルと低エネルギー消費を実現しています。設備、搬送、工具から製品に至るまで、新エネルギー組み立て全体が完全にグリーンで、汚染なし、炭素排出もほぼゼロです。
本生産ラインはスコープI、II、IIIの排出量を大幅に削減。各新エネルギー積込装置の平均稼働時間は3000時間で、年間32.3トンの炭素排出と118.35トンのCO2排出を削減します。
現在、1500台近いXCMGの新エネルギー積込装置が稼動しており、年間の炭素排出を4万8400トン、CO2排出を17万7500トン削減しています。2025年までにXCMG電動積込装置の年間販売台数は5000台に達し、年間59万2000トンのCO2排出が削減できると推計されています。
XCMGは2010年に世界初のLNG積込装置を開発し、新エネルギー積込装置分野をリードする地位を確立しました。現在では、遠隔操作や無人運転などのインテリジェント技術の応用と相まって、ピュア電動製品、水素動力製品、ハイブリッド新エネルギー製品の包括的な製品ポートフォリオが展開されています。