スリランカで2023年南シナ海仏教円卓会議開催

調和して共に歩み、シルクロードの知恵を結集

【コロンボ(スリランカ)2023年12月13日PR Newswire】 以下はXinhua Silk Roadの報道

第8回South China Sea Buddhism Roundtable(南シナ海仏教円卓会議)が12月12日、スリランカの首都コロンボで開催されました。このフォーラムには、中国、スリランカ、カンボジア、日本、インド、ベトナム、米国、フランスなど25カ国・地域から400人以上の僧侶、学者、政府関係者、各界の代表者が出席しました。ラウンドテーブル全体が中国以外の国で開催されるのは初めてで、参加国・地域数と参加者数は過去最高を記録しました。

Buddhist Association of China(中国仏教協会)副会長で深セン弘法寺住職の印順(Yinshun)師が基調講演を行いました。

さまざまな国・地域の代表者は、円卓会議のテーマ「Walking Together in Harmony and Gathering the Wisdom of the Silk Road(調和して共に歩み、シルクロードの知恵を結集)」に焦点を合わせました。参加者は交換と対話を通じて、文明間の相互学習メカニズムの改善、シルクロード沿いの人的交流の促進、漢民族、中国チベット人、上座部仏教の間の交流と協力の深化など、複数のテーマについて合意に達しました。さらに、出席者は円卓会議のイニシアチブに署名し、このイニシアチブの実施に協力し、交流と相互学習を共同で促進し、人的つながりを強化し、南シナ海の平和に貢献することに同意しました。

South China Sea Buddhism Roundtableは2016年に発足しました。印順師は創設者として、仏教に関する国際交流の促進に尽力してきました。同師は、現代の玄奘(唐代の影響力のある中国の仏教学者・僧侶)として知られており、国際コミュニケーション推進の取り組みは広く称賛されています。過去7年間にわたり、印順師の尽力とあらゆる関係者の参加と支援により、円卓会議は地域の仏教徒を結集させ、仏教、教育、慈善活動、環境保護で大きな成果を上げてきました。円卓会議は、国際的な民俗文化交流の高度のプラットフォームになっています。

円卓会議のコロンボ・フォーラムの機会を利用して、深セン弘法寺とShenzhen Chaoshan Youth Chamber of Commerce(深セン潮汕青年商業会議所)は、共同で「Silk Road Brightness Tour(シルクロード光明ツアー)」という名の医療慈善イベントを開始し、スリランカの貧しい白内障患者100人に無料の手術と治療を提供しました。この国境を越えた慈善プログラムは、開始以来10年間にわたり、ネパール、ラオス、カンボジアなどの国々の約1万人の患者に光と喜びをもたらしてきました。

3日間の円卓会議中に、教育サブフォーラムと青少年サブフォーラムが開催されます。