台北2023年12月7日 /PRNewswire/ -- 台湾はその利便性、そして息をのむほど美しい景観だけでなく、キャリアのチャンスをはじめ、極上の生活の質も求めるデジタル人材にとって魅力的な選択肢として知られています。ウェブサイト「InterNations」が毎年行っている調査によると、台湾は海外からの赴任者にとって住みやすい場所のトップになっています。
台湾:世界のデジタル専門家を受け入れ
台湾デジタル発展部(moda)デジタル産業局(Administration for Digital Industries)のBetty Hu副局長は、「私たちは常に、国際的な人材が台湾で仕事をしたりビジネスを始めたりするための台湾ゴールドカードの取得を積極的に支援しています。台湾では、デジタル産業に携わる専門家は、確立されたハイテク産業に身を置いてキャリア開発を加速することができます。また、彼らはグローバルな専門家とのつながりを定期的に築くよう奨励し、地元のハイテク企業やコミュニティーを刺激することもできます」と述べました。
台湾は2022年にデジタル発展部を設立し、世界的に有名なテクノロジー専門家であるオードリー・タン(Audrey Tang)氏を大臣として招き、政府の意思決定に直接参加してもらいました。国際的なデジタル人材を採用し、国内、産業、社会のデジタルトランスフォーメーションの進展を加速するため、modaは2023年5月、デジタル分野のゴールドカードを策定・公布しました。
台湾就労ゴールドカード:世界の専門家を温かく歓迎
台湾ゴールドカードには、より柔軟な労働許可、最長3年間有効の居住ビザ、国民健康保険への加入資格、所得税の減免という4つの重要なサービスが統合されています。台湾就業ゴールドカードの保有者には自由に台湾を出入国でき、世界中のどの都市からでもリモートで働くことができるという、より高度な柔軟性が提供されます。
デジタル分野の台湾ゴールドカードは、学術、プロジェクト、資格、特許など、デジタル分野における個人の業績や資格に焦点を当て、多様な評価基準を採用しています。こうした変更措置によってより包括的な評価が可能になり、より高度な柔軟性が提供されます。申請者は台湾に到着してすぐに企業で働いたり、起業したりすることが可能です。
台湾:デジタル産業開発に最適
Hu副局長は、「台湾はサイバーセキュリティーチームがその能力を発揮するのに最適な場所の1つです。台湾の開放性と民主主義は、デジタル専門家にとって非常に歓迎すべき環境を生み出しています」と述べました。
さらにHu副局長は、「サイバーセキュリティーやブロックチェーンだけではありません。台湾ではFIDOや自律走行、量子コンピューティングに携わる人材の需要も旺盛です」と述べました。企業(Google、マイクロソフト、AWS、IBM、Metaなど)とスタートアップ(AppierやGogolookなど)の両方が、台湾で成功したビジネスモデルを見いだすことができています。
仕事と生活のバランス:台湾でその調和を達成
台湾は単に友好的な社会というだけでなく、生活の質、医療へのアクセス、言論の自由、結婚の平等、政府の効率性などの点で世界でもトップクラスの国です。
そうしたことにより、YouTubeの共同設立者であるスティーブ・チェン(Steve Chen)氏やEthereumの創設者であるビタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏など、数多くのオープンソースコミュニティーや世界的なテクノロジーリーダーが引き付けられ、台湾就労ゴールドカードの保有者になっています。
▽メディア問い合わせ先 Anita Chen
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