【上海2023年12月5日PR Newswire】上海工芸美術職業学院(Shanghai Art & Design Academy、SADA)制作のドキュメンタリーシリーズ「Craft Artists in Shanghai」は、10月に公開されて以来、公式YouTubeチャンネルで8話にわたり100万回以上の再生回数を獲得しています。
SADAの教師たちは、6年を費やして学生を導き、無形文化遺産の巨匠のストーリーと傑作が作られる工程の全て、また、いかに最新テクノロジーが中国の伝統工芸に影響を及ぼしているかを異なる視点から伝えるドキュメンタリーシリーズの撮影と制作を指導してきました。
「Craft Artists in Shanghai: Jade Carving(翡翠彫刻)」は、SADAで翡翠彫刻を教えるZhao Picheng教授を特集し、教授が翡翠を探し、デザインし、巧みな技術で翡翠彫刻を制作する全行程を紹介しています。
「Craft Artists in Shanghai: Ink Slab Carving(彫刻硯)」のエピソードでは、韓天衡美術館(Han Tianheng Art Museum)の芸術ディレクターを務めるHan Huizhi氏を特集し、同氏が素材を選定し、彫刻硯をデザイン、制作、展示する様子を追い、「今日の工芸品は明日の展示品」という考えを伝えています。
デジタル時代にテクノロジーが中国の伝統工芸に大きく影響する中、このドキュメンタリーは「Craft Artists in Shanghai: Digital Twin(デジタルツイン)」のエピソードで、いかにテクノロジーが工芸に影響を与え、さらに力を与えているかにも焦点を当てます。制作チームは、SADAで翡翠彫刻を担当するWang Caiyun氏とCenter for Digital Accumulation and Cultural Communication of Intangible HeritagesのXu Hao氏をインタビューし、どのように翡翠彫刻が現代的なデジタルテクノロジーとぶつかるかを紹介しました。
ドキュメンタリーシリーズのLin Ying監督は「職人技は国の歴史と文化を結びつける方法の1つです。私たちは伝統的な職人技を愛する世界中の視聴者に向けてこのドキュメンタリーを公開できたことを光栄に思います。より多くの人に、時間をかけて技術を磨いてきた中国の伝統的な芸術家を理解してつながり、中国文化の魅力を認めてもらいたいと思います」と述べました。
このドキュメンタリーは上海電視台(Shanghai Television)と中国教育電視台(China Educational Television)で放送され、9月の2023 Shanghai Education Expo(上海教育博覧会) とブラチスラバのスロバキア国立博物館(Slovak National Museum)で10月にInternational Tour Exhibition of Chinese Traditional Fine Artsの一環として行われた「Brilliant Arts and Crafts: Exhibition of Shanghai Intangible Cultural Heritage(優れた芸術と工芸:上海無形文化遺産展)」でも特集されました。
中国の伝統的な職人技の魅力的な世界に関する詳細な情報は、YouTube@CraftArtistsinShanghaiをフォローしてください。