DFI が 3 大事業に注力し事業構造を最適化

【台北 2023 年 12 月 1 日 PR Newswire =共同通信 JBN 】組み込み用マザーボードと産業用コンピューター( IPC )の世界的トップブランド  DFI は、組み込み、サイバーセキュリティー、オートメーション事業に引き続き注力し、中長期的な目標に向け前進していくと発表しました。世界的な経済成長の低迷と中国の景気回復の遅れに直面し、顧客は発注に慎重になっています。 DFI の第 3 四半期の連結 売上高 は 39 億 2200 万台湾元で、四半期ベースで 4 %の増加、年間では 4 %の減少となりました。営業利益は 7 億 1300 万台湾元でした。

11 月 15 日に開いた第 3 四半期の投資家向け会見で、 DFI は 3 つの事業分野で大きな成果を報告しました。組み込み事業の売上総利益率は前四半期および前年同期比で改善し、 30 %を超え、事業構造と製品コストの最適化を受けてプラスの伸びを示しました。サイバーセキュリティー事業は、第 4 四半期の受注出荷により業績改善が見込まれています。オートメーション市場は、工作機械に対する顧客の需要が引き続きあることから、徐々に回復する見込みです。各事業全体の在庫は減少を続けており、徐々に 2020 年の健全な水準に戻りつつあります。

中華経済研究院( Chung-Hua Institution for Economic Research )が今月初めに発表したデータによると、 10 月の台湾の製造業 PMI は 47.1 で、 8 カ月連続マイナスとなりました。しかし、 2023 年 5 月以降、景気循環指標は 50 の拡大基準値付近で推移しています。徐々に 50 を超える拡大ゾーンに戻ると期待されています。

これについて DFI の Michael Lee 副会長は、市場全体は外部要因によってマイナスの影響を受けているものの、新たなアプリケーション開発動向が市場の回復を後押ししていると述べています。同社は緩やかな回復の中での安定を目指しており、事業の見通しはそれほど悲観的なものにはなりません。 DFI は現在、主要 3 事業に再注力し、連結売上総利益率 30 %達成を目指しています。中長期的に見れば、サイバーセキュリティー、オートメーション、スマートヘルスケア、輸送、新エネルギー用途の需要は依然として旺盛で、これが DFI の成長をけん引していくはずです。

DFI の第 1-3 四半期累計連結売上高は 115 億 300 万台湾元で、年率 3 %減少しました。営業利益は 23 億 2700 万台湾元、 1 株当たり利益( EPS )は 2.42 台湾元でした。営業総利益率は前年同期並みを維持しました。

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Eva Chen
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