ロンドン, 2023年11月29日 /PRNewswire/ -- アルコールの有害な使用を低減し、責任ある飲酒への理解促進を目指す非営利団体 IARD(International Alliance for Responsible Drinking)は、11月29日、80社を超える世界の大手企業と共に、アルコールの有害な使用の低減に取り組むGlobal Standards Coalition(世界基準連合)の結成を発表しました。
この前例のない共同事業には、ビール、ワイン、スピリッツの大手メーカーであるIARDの会員企業が主導し、Meta、Walmart、SPAR International、Uber Eatsなどを含む小売業者、Eコマース事業者、ソーシャルメディア事業者などが結集します。本活動の参加企業は、未成年者への酒類の販売とマーケティングを防止する方針を実践し、従業員やこの連合の賛同者を支援することで、アルコールの有害な使用をさらに減らすために協力していきます。
協力発表の声明全文は次の通りです:
さまざまな文化のもとで暮らす何百万人もの成人にとって、ビール、ワイン、スピリッツを適正に楽しむことは社会生活の重要な一部となっています。私たちはそれぞれに立場が異なる企業ですが、アルコールの有害な使用の低減をさらに加速し、飲酒を選択する成人の適正飲酒の促進を目指し、それぞれが専門分野で貢献し、活動するために結集しました。
IARD Global Standards Coalitionのメンバーとして私たちは以下の内容を支持します。
- ビール、ワイン、スピリッツは成人向けの飲料であると強く認識しており、法定購入年齢未満の人々に対する酒類のマーケティングと販売に反対します。
- 法定購入年齢に満たない人に対する酒類のマーケティングまたは販売を防止する方針を遵守し、慣行を実践します。
- 責任あるビジネス慣行を促進するためのトレーニングと情報提供を従業員とこの連合の賛同者に提供します。
- 飲酒をしないことを選択した成人の立場を支持し、尊重します。
- 安全対策を強化し、アルコールの有害な使用に対応する基準をさらに引き上げるために協力します。
私たちは、責任ある飲酒の促進と有害な飲酒の削減において、企業が果たす肯定的な影響を実証するために、バリューチェーンに参加するすべての人々の参加を求めていきます。また政策担当者、規制当局、医療専門家、社会的指導者と私たちのリソースとを連携させることで、前向きな変革を起こしていきたいと考えます。
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