【杭州(中国)2023年11月20日PR Newswire】Astronergyは全世界の分散型発電(DG)と住宅市場向けに特別設計した、世界初のZBB(ゼロ・バスバー相互接続技術)- TF(タイルフィルム)製造技術を利用したn型TOPCon PVモジュールASTRO N7sを発表しました。この製品は主流のDGおよび住宅用製品の中で、23%を超える最高の変換効率を実現します。
Astronergyの新たに拡張された製品であるASTRO N7sシリーズは、この種のものでは世界初の認定となるテュフ ラインランド(TUV Rheinland)認定を取得したZBB n型TOPCon製品であり、より多くの商業、産業、住宅用の太陽光発電システムユーザーにメリットをもたらすべく市場に参入する準備が整っています。
セルの隙間をなくしてモジュールの効率を大幅に高めるため、AstronergyはASTRO N7s製品の54枚のZBB技術で製造したTOPConセルにTF技術の製造技術を精巧に施して、モジュール製品に高密度の封止措置を行いました。
Astronergyのグローバル製品技術サービス担当のJack Zhouゼネラルマネジャーによると、TF技術は2枚のシリコンウエハーの端を重ね合わせ、セルの重なり部に薄いフィルムを伸ばしてクッションの効果を提供するものであり、これによって隠れた亀裂のリスクを低減し、モジュール製品の電力を460W以上に、そして効率を23%以上に最大化します。
ZBBとTFの技術により、ASTRO N7s製品はより低い温度で製造され、より薄いシリコンウエハーに対応できるため、銀ペーストの消費量を20%以上削減し、モジュール製品製造による炭素排出量を削減することができます。
こうした技術を使うことで、製品はより環境に優しく、より持続可能になり、それと同時に耐屈曲性能も向上します。
これらの技術は太陽光発電(PV)セルの受光面積を増やし、PVモジュールの光損失を減らすのにも役立つ可能性があります。バスバーがなくなり、セル間の隙間がなくなったことで、ASTRO N7s ZBB-TFモジュールは電流キャリア収集効率が向上し、美観の面でも優れています。
新たに拡張された製品であるASTRO N7sは、変換効率(ダブルグラス版)の向上、LIDおよびLETIDの低減、信頼性向上、低照射状況における高効率、高出力といった利点も備えています。
ASTRO N7s ZBB-TF PVモジュールは大量生産の準備が整っており、グリーンで持続可能な電力を生み出すことから、より多くの分野に恩恵をもたらすと期待されています。