台湾を世界のアクセシビリティーと包摂性のモデルにしようと取り組むCenterの最近のイベントは、体に障害のある人々が屋外でサイクリングを楽しめるようにするハンドサイクリングの可能性を実証しています。
台中2023年11月15日 /PRNewswire/ -- 包摂性とアクセシビリティーを推進するために、台湾に本拠を置く Cycling & Health Tech Industry R&D Center(CHC)は、11月11日に台湾の台中でイベントを開催し、来たる12月3日の International Day of Persons with Disabilities(国際障害者デー)を称え、新しく発売された革新的なHandcycle(ハンドサイクル)2.0を披露しました。
多くの人にとって、自転車に乗るという行為は何の困難も伴わず、日常生活の一部です。しかし、世界人口の約15%を占める障害者にとって、自転車に乗ることは、手が届かないと思う夢かもしれません。サイクリングやアウトドアの楽しみをもっと身近なものにするために、CHCは10年前にハンドサイクルを開発、設計し、あらゆる能力の人々が、手を使ってペダルを漕ぐことでサイクリングの感覚を体験できるようになりました。最新のデザインでは、CHCはハンドサイクルに電力を装備し、体験をさらに向上させました。
▽アウトドアを楽しむためのアクセスの可能性を実証
このイベントでは、参加者にハンドサイクルを実際に体験する機会を提供し、障害のある人々と高齢者の双方に、自転車でアウトドアを楽しむ方法を紹介しました。
CHCのJohnson Wuゼネラルマネージャーは「私たちは、誰もがアウトドアでのサイクリングの自由とエンパワーメントを享受する権利があると信じています。このイベントを通じて、私たちは世界中でアクセシビリティーの課題に対する認識と関心を高め、台湾を世界のモデル、つまりすべての人にとっての『自転車の島』にするというビジョンを前進させたいと考えています」と述べました。
このイベントは著名な当局者が出席したことでも注目を集め、CHC、台中地域、および台湾全体にとってのアクセシビリティー、包摂性、ESG(環境・社会・ガバナンス)の重要性が強調されました。
▽Handcycle 2.0による最先端のアクセス可能なサイクリング
イベント中に、CHCは新発売モデルのHandcycle 2.0の披露も行いました。この次世代モデルは、大幅なアップグレードが特徴で、強化された構造、先進デュアルパワーシステム、リアルタイム車両モニタリングや革新的なヒューマンマシンインターフェースなどのスマートIoT機能、安全性を高めるための車両と物体の両方への接近警報や、必要に応じて心拍数などのバイタルサインを監視する機能が含まれています。
さらに、CHCは便利なレンタルプラットフォームを開設します。これにより、ユーザーは1つのベンダーの場所でレンタルして別のベンダーに返却でき、リアルタイムの車両位置情報やメンテナンスリマインダーなどのサービス向けデータ収集を備えています。
Wu氏は以下のように付言しました。「私たちは、強化された電動パワー、スマート機能、安全性、アクセスをライダーにもたらす新しいHandcycle 2.0を提供できることに興奮しています。真にアクセスしやすい世界になるために、将来的には世界中の都市の各自転車レンタルステーションに、Handcycle 2.0 のような包摂的で最新のオプションが備わることを願っています。」
▽CHCについて 経済部と台湾の自転車業界によって設立されたCycling & Health Tech Industry R&D Center(CHC)は、革新的なサイクリングテクノロジーの開発の最前線に立ち、障害のある人を含むすべての人のサイクリング体験を向上させることに専念しています。https://en.tbnet.org.tw/