Cambrexが医薬品事業部門の売却を発表

イーストラザフォード(米ニュージャージー州), 2023年11月2日 /PRNewswire/ -- 世界有数の医薬品受託製造開発機関(CDMO)Cambrexは2日、同社医薬品事業部門のデラウェア州ウィルミントンを拠点とするNoramcoへの売却を完了しました。Cambrexの医薬品事業は、カナダ・ケベック州ミラベルと米ニュージャージー州ホイッパニーにある施設で製品開発、臨床・商業生産、包装を行っています。

CambrexのThomas Loewald最高経営責任者(CEO)は「本日発表した取引は、成長と投資の中核分野に集中するという戦略的決断の結果です」「Cambrexは今後、製剤原料と分析試験のポートフォリオを最優先し、当社の顧客が世界中の患者向けの治療ソリューションを開発・提供できるようにします」と語りました。

Cambrexは最近、医薬品原薬(API)のバッチおよび連続フロープロセス開発の研究開発を専門とするSnapdragon Chemistryを買収し、医薬品の開発・製造に特化したソリューションのポートフォリオを拡大しました。Cambrexは、温度サイクル、災害復旧、サンプル管理、光安定性、超低温保存などの安定性保存のアウトソーシングサービスを専門に提供するQ1 Scientificも最近、買収しました。アイルランドを拠点とするQ1 Scientificはこのほど、ベルギーに事業を拡大しました。

Cambrexは今後も、医薬品のライフサイクル全体にわたる製剤原料開発・製造サービスを世界中の顧客に提供することに重点を置き、13のグローバル施設を運営していきます。

Cambrexについて

Cambrexは、医薬品ライフサイクル全体にわたり、包括的分析および治験薬(IND)承認支援サービス、ならびに製剤原料開発・製造を提供する世界有数の医薬品受託製造開発機関(CDMO)です。40年を超える経験を有し、2000人の専門家チームが北米と欧州のグローバル顧客にサービスを提供しているCambrexは、ブランドおよびジェネリック市場におけるAPI開発・製造の信頼できるパートナーです。Cambrexは、連続フロー、規制薬物、固体科学、高力価APIなど、幅広い特殊製剤原料技術と能力を提供しています。


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