International Finance ForumがGreen Finance Awardの受賞者を発表

【広州(中国)2023年10月31日PR Newswire】International Finance Forum(IFF、国際金融フォーラム)は、3日間の年次総会を締めくくる29日の授賞式でIFF Global Green Finance Awardの受賞者を発表しました。

IFF Global Green Finance Awardには、年次賞(Annual Awards)(受賞者10名)、イノベーション賞(Innovation Awards)(受賞者10名)、スパーク賞(Spark Award)(受賞者3名)が含まれます。

年次賞は、中国の家電メーカーのMidea Group(美的集団)、China General Nuclear Power Group(中国広核集団)、Southern Asset Management、Ant Group、ソーラーパネルメーカーのJAソーラー、世界的な保険会社のアクサ、ハイテク大手のBaidu、シンガポールのメーカーRGE、シンガポールのコングロマリットのKeppel Corporation、国際資本市場協会が受賞しました。

IFF共同議長である韓昇洙(Han Seung-soo)審査委員長は、受賞者たちに「IFFは、民間資金をグリーン投資により集中的に投入することで、気候変動の改善に貢献するミッションを継続します」と語りました。

「気候変動に対して強く、生態学的に健全な社会の構築に役立つ革新的なアイデアを生み出した人々にこの賞を授与できることを大変嬉しく思います」と韓氏は述べました。

持続可能な発展とカーボンニュートラルに大きく貢献したプロジェクトを表彰するイノベーション賞(Innovation Awards)は、CITICS、Deeprock Net-Zero Technology、Vanke Foundation、Suzhou Rural Commercial Bank、GIZ、PricewaterhouseCoopers Zhong Tian、中国建設銀行とCGS International、のプロジェクトが受賞しました。

Biosphere3プロジェクトがイノベーション賞を受賞したVanke FoundationのWang Shi会長は授賞式で、「Biosphere3は、ビジネスプラットフォームが都市コミュニティーにカーボンニュートラルを実現できるかを示す非常に良い例です。このビジネスモデルを認めてくれたIFFに感謝します」と述べました。

CECEP Hundred Technical Service、China Chengxin Green Finance Technology、Sinochem Carbonがスパーク賞を受賞しました。

2020年に創設されたIFF Global Green Finance Awardは、グリーン転換を促進するために金融ツールを活用する企業や機関、またカーボンピークやカーボンニュートラルの達成に貢献するプロジェクトを表彰するものです。

中国、イギリス、フランス、ドイツ、スイス、米国などから30以上の機関が今年の受賞最終候補に残りました。IFF共同議長である韓昇洙氏、IFF理事で元ニュージーランド首相のジェニー・シップリー(Jenny Shipley)氏、IFF副議長のエリック・ソルヘイム(Erik Solheim)氏が25名の審査員を務めました。