国際的調査で生計費、孤独、技術、気候への懸念深刻化を確認

23カ国の5万人に対する国際的世論調査で広範な問題による不満の高まりが目立つ

リヤド(サウジアラビア), 2023年10月27日 /PRNewswire/ -- 非営利のFuture Investment Initiative (FII) Institute(未来投資戦略(FII)研究所)がアクセンチュアと提携して委託した国際的な調査の結果が26日、公表されました。世界中の国民が懸念する主な問題を特定しています。

GLOBAL SURVEY IDENTIFIES COST OF LIVING, LONELINESS, TECHNOLOGY, CLIMATE CONCERNS DEEPENING
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FII PRIORITY Compassとして知られるこの調査は、さまざまな年齢、背景、国の個人を対象に世論調査する年次調査活動であり、政策開発に情報を提供し、指導者、経営者(CEOs)、政策担当者、組織が世界人口の60%の意見を正確に特定するためのデータを提供します。

データはFII Instituteの年間を通じての議論、政策勧告、投資決定を形成する上で重要な役割を果たします。この研究所は、経済成長、繁栄、気候変動、技術規制、医療と教育への公平なアクセスなど、人類が直面する共通の問題に取り組むことに専心しています。 

今年のFII PRIORITY Compass報告では、世界中の社会に共通するいくつかの重要問題が特定されています:

* 2022年と比較して人々の私生活への満足度は20%低下

* 65%が生計費と生活の質に悩み

* 38%が社会的断絶と包摂性の欠如を優先事項と報告

* 汚染は75%の懸念事項

* 世界の44%が医療費をどのように工面するかを懸念

* 調査対象者の72%は技術が情報へのアクセスを民主化したと認識しているが、アフリカ人の47%は誤解を招く情報を懸念

現在リヤドで開催中のFII 7サミット(10月24–26日)では、人類が直面する大きな問題に取り組むことを目的とした200以上のパネルディスカッションに、6000人の指導者、投資家、専門家、学者、イノベーターが参加しています。この調査は、一般の人々に影響を与える実際の問題についての本質的な知見を提供することで、これらの議論に情報を提供します。

FII 7は、世界の指導者らが国連総会(UNGAのためにニューヨークに集まった1カ月後、 20カ国(G20)指導者らがニューデリーに集まってから6週間後の開催です。そして気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28で気候変動対策を議論するために世界の指導者が集まる4週間前です。

Future Investment Initiative InstituteのRichard Attias最高経営責任者(CEO)は次のように述べています:

「23カ国で調査した5万人は、人類にとって何が重要なのかについて比類のない知見を与えています。私たちは聞いていることすべてを今から調査していきます。来週のFII 7では、データに基づく協議事項が計画を組み立て、行動に向けた決定を生み出すのに役立ちます。この場にいる多くの世界の指導者や最大級の投資家とともに、私たちはより良い、より安全な世界を形作る上で自分たちの役割を果たすことができます」。

FII Instituteについて

Future Investment Initiative (FII) Institute(未来投資戦略(FII)研究所)は、投資部門を有し、1つの行動指針「Impact on Humanity」を掲げるデータ主導の国際的な非営利財団です。国際的、包摂的で、世界中の優秀な知性を育成し、そのアイデアを人工知能(AI)とロボット工学、教育、医療と持続可能性の4重点分野で現実世界のソリューションに変えます。

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