気候変動・環境省とTadweerが廃棄物管理の脱炭素化に向けた世界的な取り組みと循環経済プラットフォームの開始へ基本合意

ドバイ(アラブ首長国連邦), 2023年10月9日 /PRNewswire/ -- Year of Sustainability(持続可能性の年)と気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)を主催するアラブ首長国連邦(UAE)の準備の一環として、気候変動・環境省(MOCCAE)とTadweer(アブダビ廃棄物管理会社)は、廃棄物の脱炭素化を組織化して前進させ、循環経済プラットフォーム確立への世界規模の取り組み「Waste to Zero(廃棄物をゼロに)」を開始する基本合意(MoU)を結びました。 

The launch of Global Initiative ‘Waste To Zero’ to decarbonise Waste Management
The launch of Global Initiative ‘Waste To Zero’ to decarbonise Waste Management

この取り組みは、廃棄物管理などの分野を脱炭素化して循環経済を推進する先進技術に基づくソリューションを採用し、維持するよう各国に促し、2030年までに43%の排出削減を達成する世界的行動を先導するUAEの役割を強化し、国際的な取り組みに寄与することを目指しています。

MoUは、ドバイの気候変動・環境省本部で、気候変動・環境省のMohammed Saeed Al Nuaimi次官代理、同省のOthaibah Al Qaydi次官補代理(持続可能地域社会担当)、TadweerのAli Al Dhaheriマネジングディレクター兼最高経営責任者(CEO)が立ち会って、調印されました。双方を代表する関係者が式典に出席しました。

Tadweerは、UAE気候変動・環境省の指揮下で利害関係者と協力し、循環経済と持続可能な資源管理の目標について、UAE内外のさまざまなパートナーを対象とした議論、研修、啓発プログラムを開催し、総合的な廃棄物管理と二酸化炭素排出削減の最新の世界的な技術革新に焦点を当てます。

この取り組みは、廃棄物管理部門が直面する課題と、それが国連の持続可能な開発目標(SDGs)とその気候変動目標への直接的な影響に焦点を当てます。この部門は排出量の削減、再生利用の質の向上、食品の無駄と廃棄の削減に寄与できるためです。

取り組みは、インフラストラクチャー・プロジェクトへの投資と資金を呼び込んで世界中の廃棄物管理部門の脱炭素化を目指すソリューションを促進し、この部門での雇用を創出すると同時に、天然資源への世界的な依存を軽減するでしょう。また、廃棄物管理工程の規制の枠組みを強化し、拡大生産者責任 (EPR) を適用し、多領域的管理を確立し、収益性のあるプロジェクトを識別することも目指します。

さらに、この提携は、持続可能な資源管理の斬新な解決策を見つけるだけでなく、気候変動への対処で廃棄物管理部門が果たす役割を強調することも目的としています。Waste to Zeroは、廃棄物管理エコシステム全体が野心を高め、有利で具体的な成果に向けて仕事を遂行し、気候変動を軽減してパリ協定の目標に合わせるための具体的な行動を示すよう促します。

UAEのマリアム・ビント・ムハンマド・ムハイリ(Mariam bint Mohammed al-Mehairi)気候変動・環境相、TadweerAli Al Dhaheri最高経営責任者(CEO)、Roland Berger Middle EastHani TohmeマネージングパートナーのコメントはTadweerのウェブサイトで参照できます。

Photo - https://mma.prnasia.com/media2/2241734/MOCCAE_Tadweer_MoU.jpg?p=medium600