【常州(中国)2023年9月28日PR Newswire】トリナ・ソーラー(Trina Solar)の主任研究員であるPierre Verlinden博士はEuropean Photovoltaic Solar Energy Conference and Exhibition(欧州太陽光発電太陽エネルギー会議・展示会)で、「モジュールは、安定性と信頼性の全責任を負わなければなりません。現在の技術は、気候変動と闘うための最も持続可能で実用的な技術です」と述べました。
このイベントは太陽光発電(PV)業界で最も専門的で影響力のある会議であり、9月18日から22日までポルトガルのリスボンで開催されました。
円卓会議形式の討論でPierre Verlinden博士は、トリナ・ソーラーは現時点で最も費用対効果が高く持続可能な技術に注力していると述べました。同社は技術革新に多額の投資を行い、PERCを発表したほぼ直後の2015年にTOPCon技術の開発を主導し、n型製品工業化の強固な基礎を築きました。8月のVertex N 700W+シリーズモジュールの量産開始により、トリナ・ソーラーは出力700Wを超えるTOPConモジュールを量産する最初のモジュールメーカーになりました。
また、今回のリスボンのイベントでは、トリナの欧州・中東・アフリカ(EMEA)の製品ソリューション・マーケティング責任者であるAdele Zhao氏が「The Road to Sustainable Technology(持続可能な技術への道)」と題したスピーチを行い、同社の最新テクノロジー、持続可能な製品、スマートエネルギーソリューションを紹介しました。
信頼性の高いVertex Nモジュールは、米カリフォルニア州フリーモントにある再生可能エネルギー試験センターのスレッシャー試験に合格し、優れた性能を実証しました。トリナ・ソーラーのVertex N 700Wシリーズモジュールの優れた性能により、カリフォルニア州ナパのPV Evolution Labsは9年連続で同社をトップパフォーマーに選出しました。
Vertex Nモジュールの高い価値は、その「ゴールデンサイズ」設計と小・中・大のフォーマットによって強調され、出力を最大化し、LCOE(均等化発電原価)を削減します。ソーラーパネルのリサイクルは、貴重な材料が埋立地に埋もれることを防ぎ、循環型経済をサポートします。
トリナ・ソーラーは、製品寿命を通じてエネルギー収量を向上させながら、モジュール交換の可能性を最小限に抑えることに取り組んでいます。210mm Vertexモジュールの全製品は昨年、テュフ ラインランドからCarbon Footprint Certificate(カーボンフットプリント認証)を取得しました。同社のVertex S+モジュールは、バックシートのプラスチックをリサイクル可能なガラスに置き換えることで、炭素排出量を11%削減することができます。
Adele Zhao氏はスピーチで「世界は持続可能性について協力しなければなりません」と述べました。トリナ・ソーラーは、その高度な技術と統合された太陽光発電と蓄電ソリューションにより、高品質で低炭素な製品によってグリーンな開発に多大な貢献をしており、「Solar Energy for All」(全ての人のための太陽エネルギー)が同社のモットーです。
6月末までにトリナ・ソーラーが発電したグリーン電力の総量は2025億kWhで、2億189万トンの二酸化炭素を削減しました。
中国の欧州連合商工会議所は9月6日、トリナ・ソーラーの低炭素への移行と気候変動の緩和における功績を称え、「Decarbonisation Leader」(脱炭素リーダー)の称号を授与しました。
トリナ・ソーラーは、スマート太陽光エネルギーソリューションを先導し、ネットゼロの未来に向けた新たな電力システムの変革を促進することにコミットしています。
ソース:Trina Solar Co., Ltd