両社はAIを活用したハードウエア・サイバーセキュリティーとOCP準拠のサーバー設計をOCP Summit 2023で紹介
グルグラム(インド), 2023年9月25日 /PRNewswire/ -- (OCP Summit 2023)製品エンジニアリング、製造、デジタルサービスとソリューションの世界的プロバイダーであるVVDN Technologiesと、AIを活用したハードウエア・サイバーセキュリティー企業であるAxiado Corporationは25日、Open Compute Project(OCP)準拠サーバーのプラットフォームセキュリティーへのハードウエアを中心としたAI主導の新しいアプローチに関する協力を発表しました。この協力は、OCP準拠サーバーの設計・製造におけるVVDNの専門知識と、業界をリードするAxiadoのDC-SCM制御モジュールおよびトラステッド・コントロール/コンピュート・ユニット(TCU)を組み合わせたものです。この協力により、VVDNとAxiadoはサーバー技術の状況を再形成し、Axiadoの先駆的なTCUによって駆動されるサーバーによってデータセンターのセキュリティーに変革の時代を切り開きます。
VVDN TechnologiesのPuneet Agarwal共同創立者兼最高経営責任者(CEO)は「VVDNはデータセンターの卓越性に深くコミットしています。特に安全なサーバーの設計、開発、製造において、先進的なシステムとソリューションを絶え間なく追求する当社の姿勢はインド市場だけでなく、世界的な舞台でも私たちを際立たせています。この献身こそが、当社の技術的進化と成長の基礎なのです」と述べました。
協力の要点
· OCP Summit 2023でのデモ:VVDNは、AxiadoのTCUを搭載したOCP準拠のHost Processor Module(HPM)ファミリーのデモを行います。
· VVDNのOCP準拠HPMファミリー:VVDNは、OCP規格に基づくOEM向けの包括的なHPMリファレンスデザイン・ファミリーの構築に取り組んでおり、これらはすべてAxiadoのTCU技術とシームレスに相互運用できるように設定されています。
· Open RAN/通信事業者とクラウド/データセンターアプリケーション: VVDNは、Axiadoのビジョンと同様に、Open RAN/通信事業者およびクラウド/データセンターアプリケーションにおけるサーバー市場の転換点が差し迫っていることを認識しています。
Axiado と VVDN のパートナーシップは、同社がプラットフォームセキュリティーへのハードウエアを中心とした AI 主導のアプローチの採用を拡大するために、HPMメーカーとの提携を計画している数あるうちの最初のものです。
AxiadoのGopi Sirineni社長兼CEOは「AxiadoはVVDNと完全に連携しており、将来的なコラボレーションのアンカーとしてOCP標準を使用しています。私たちは、世界のデジタルインフラを強化し、世界のサイバーセキュリティーをかつてないレベルにまで高めることを目標に、ODM/OEM、クラウドサービスプロバイダー、セキュリティーエコシステム全体と強力な提携を結ぶことに全力で取り組んでいます」と述べました。
▽AxiadoのTCUについて
Axiado AX3000/AX2000 TCU は、既存のゼロトラスト・モデルを強化するために設計された、フォレンジック対応サイバーセキュリティー・プロセッサーの新しいカテゴリーを代表するものです。TCUは、シリコン、AI、データ収集、ソフトウエアをコンパクトで電力効率に優れたSoCに統合し、セキュリティー向けに設計された独自のAI機能を備えています。このシングルチップソリューションは、リアルタイムかつプロアクティブなAIに根ざしており、先制的な脅威検知と包括的な保護機能を専用コプロセッサーが提供することで、メーカーは設計とデフォルトで安全かつセキュアで回復力のあるソリューションを構築することができます。
TCUは、AIと機械学習(ML)を使用したプラットフォームの監視と最適化(クロック/電圧/温度)だけでなく、フォレンジック対応のハードウエア・フィンガープリントによるAIベースのリアルタイムの脅威軽減にも大きく依存しています。TCUソリューションには、ルート・オブ・トラスト(RoT、信頼の起点)、ベースボード管理コントローラー(BMC)、トラステッドプラットフォーム・モジュール(TPM)、ハードウエア・セキュリティーモジュール、SmartNIC、ファイアウオール、AIおよびMLテクノロジーが含まれます。
OCP Summit 2023でのデモ
VVDNとAxiadoは10月17-19日にサンノゼで開催されるOCP Summit 2023 で、Open Compute Project DC-SCMデータセンター対応セキュリティー標準に完全準拠したVVDNマザーボードにシームレスに統合されたAxiado DC-SCM 2.0モジュールを発表し、デモンストレーションを行います。
▽VVDNについて
VVDNは、5G、データセンター、ネットワーキングとWi-Fi、ビジョン、自動車、IoT、クラウドとアプリなど、いくつかのテクノロジー垂直市場において、エンド・ツー・エンド製品の設計・製造に注力している製品エンジニアリング・製造企業です。VVDNのインド本社はインドのグルグラムにあり、北米本社は米カリフォルニア州フリーモントにあります。VVDNは、米国、カナダ、欧州、インド、ベトナム、韓国、日本を含む複数の地域で世界中の顧客にサービスを提供しています。VVDNは、インドおよび世界各地に11の先進的な製品エンジニアリングセンターがあり、完全な製品またはソリューションの開発に必要な完全なハードウエアとソフトウエアを設計・テストするための完璧な設備を備えています。マネサール、グルグラム、インド・タミルナド州ポラチに7つの製造施設があり、そこにはクラス最高の社内SMT工場、成形・金型工場、ダイカスト、アンテナ組立、製品組立工場、製品認証ラボが入っています。VVDNのエンジニアリング・製造施設は、法人向け、消費者向け、産業用、車載用の製品を開発・製造するために完全に一体化されています。
▽Axiadoについて
Axiadoは、クラウドデータセンター、5Gネットワーク、その他の分散型コンピュートネットワークの成長するエコシステムにおいて、ランサムウエア、サプライチェーン、サイドチャンネル、その他のサイバー攻撃に対するプラットフォームセキュリティーへの新しいAI主導のアプローチを展開するサイバーセキュリティー半導体企業です。同社は、セキュリティーを根本から再定義するTCU(トラステッド・コントロール/コンピュート・ユニット)と呼ばれる新しいクラスのプロセッサーを開発しています。同社のハードウエア・アンカーでAI主導のセキュリティー技術には、Secure Vaultルート・オブ・トラスト/暗号化コアや、プラットフォームごとのセキュアなAI先制脅威検知エンジンなどがあります。Axiadoは、日常的なテクノロジーのユーザーをデジタル脅威から保護することを使命として、2017年にカリフォルニア州サンノゼで設立されました。
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