ICG、エンフィニティ・グローバルに4億ユーロを出資

短期的な成長資金を供与

パリとマイアミ, 2023年9月7日 /PRNewswire/ -- パリ(フランス)・ マイアミ(米国フロリダ州)、2023年9月7日 – 世界的なオルタナティブ資産運用会社であるICGは本日、同社のインフラストラクチャー・チーム(以下「ICGインフラ」)が再生可能エネルギー業界のリーディングカンパニーの一社であるエンフィニティ・グローバルと、エンフィニティの短期的な成長と事業戦略の実行に必要な資金として4億ユーロを出資する最終契約を締結した事を発表しました。

この投資はエンフィニティ・グローバルのバランスシートを強化し、7.3GWの蓄電アセットを含む17GWのポートフォリオの完成を加速させます。世界全体で1GWの稼働資産を保有する同社は、最も急成長している独立系発電事業者の一社であり、イタリアにおいては代表的な再生可能エネルギー開発事業者です。

今回の投資は、温室効果ガスのネットゼロへの移行を支援する積極的な役割を担う欧州と米国の再生可能エネルギー分野で、市場をリードする事業への投資を積極的に行うICGインフラの戦略を更に強化します。ICGインフラは、エンフィニティ社の経営陣と協力し、既存プロジェクトの建設と運営を長期的に行うとともに、内部的、及び外部的成長を通じ事業拡大を引き続き支援して行きます。

ICGのインフラ部門責任者であるギヨーム・ダングルモンは、次のようにコメントしています。 私共は太陽光発電事業のリーディングカンパニーであり、ネット・ゼロ・カーボン社会への移行を支援するという明確なビジョンを持つエンフィニティと提携できることを、とても嬉しく思っています。この投資は 『持続可能な社会の構築に向けて、有意義な貢献を約束する起業家的で先見性のある創業者を支援する』 という我々のアプローチを裏付けるものです。

エンフィニティ・グローバルのカルロス・ドメネクCEOは、次のようにコメントしています。 「我々のプロジェクトの遂行を加速させ、需要家の24時間365日の再生可能エネルギーニーズに対応する為に、この度ICGと提携できることを大変嬉しく思います。ICGは、企業の事業拡大を支援して来た確固たる実績と、業界の将来に対するビジョンを有しており、エンフィニティにとって理想的なパートナーです。」

この投資は関連規制当局の承認が得られ次第、速やかに完了する予定です。

ICG

ICGは成長と発展を目指す企業を支援する柔軟な資本ソリューションを提供しています。ICGは30年以上の歴史を持つ世界有数のオルタナティブ資産運用会社で、802億ドルの資産を運用し、あらゆる事業に投資しています。当社はストラクチャード・エクイティ、プライベート・エクイティ、プライベート・デット、リアル・アセット、クレジットの4つの分野で事業を展開しています。

株主、顧客、従業員に価値を提供するためにビジネス・パートナーと長期的な関係を築き、社会と環境に貢献するために影響力を行使します。私たちは2040年までに、自社事業および投資先全体でネット・ゼロ・アセット・マネージャーになることを目指しています。

ICGはロンドン証券取引所に上場しています

エンフィニティ・グロ

エンフィニティ・グローバル社は、その子会社とともに2018年に設立された米国を拠点とする再生可能エネルギーおよびサステナビリティ・サービスのリーディングカンパニーです。同社は17GWの再生可能エネルギー、及びエネルギー貯蔵プロジェクトのポートフォリオを所有しています。これには稼働資産、建設中、様々な段階の開発案件が含まれています。米国、アジア、欧州にオフィスを構え、ネット・ゼロ・カーボンの持続可能な経済への移行に大きく貢献することを目指しています。エンフィニティ・グローバルのリーダーシップチームは、再生可能エネルギー分野で最も経験豊富な人員が揃っている組織であり、グローバルチーム全体の累計実績として、再生可能エネルギー分野に於いて370億ドル以上のファイナンス経験と、15GWを超える太陽光・風力発電資産の開発を手掛けてきています

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