SANY Heavy Industryが決算を発表:国際売上高が35.87%増加

【長沙(中国)2023年9月6日PR Newswire】大手グローバル重機械メーカーの SANY Heavy Industry (「SANY」)は8月30日、2023年上半期決算を発表しました。営業収益は0.38%減の394億9600万人民元(54億4000万米ドル)だったのに対し、上場会社の株主に帰属する純利益は29.07%増の34億人民元(4億6830万米ドル)となりました。事業活動からのネットキャッシュフローは4億200万人民元(5537万米ドル)でした。

2023年第2四半期のSANYの営業利益は前年同期比10.93%増の217億900万人民元(29億9000万米ドル)となり、上場会社の株主に帰属する純利益は前年同期比80.81%増の18億8800万人民元(2億6000万米ドル)に達しました。

The half-year 2023 in numbers
The half-year 2023 in numbers

競争優位性の強化により海外市場で大幅成長

SANYは国際競争力を強化し、歴史的な業績の伸びを実現しました。2023年上半期の国際売上高は前年同期比35.87%もの急増となり、224億6600万人民元(30億9000万米ドル)に達し、総営業収益の56.88%を占めました。

SANYは引き続き国際事業展開を進めながら、グローバリゼーション戦略の領域を拡大しています。SANYは現在、180カ国・地域以上で事業を展開し、そのうち欧州と北米が最速の成長を示しています。以下の製品が2023年上半期に最も大幅な国際売上高の伸びを達成しました:

  • 掘削機械:31.79%増の99億5700万人民元(13億7000万米ドル)
  • コンクリート機械:13.74%増の45億800万人民元(6億2091万米ドル)
  • 昇降機械:57.68%増の37億6300万人民元(5億1830万米ドル)
  • 道路機械など:61.21%増の42億3800万人民元(5億8372万米ドル)

SANYのインドネシア、インド、米国におけるインテリジェント製造工場は、100以上の高度製造技術や、デジタル化システムによって実現したオンライン生産管理の応用により海外での生産能力を一段と押し上げました。

「デュアルカーボン」目標と持続可能な開発に向けた戦略的ロードマップ

SANYは2023年上半期にグローバリゼーション、デジタル化、脱炭素化の戦略に重点を置いて、28億7500万人民元(3億9586万米ドル)の研究開発投資を行いました。同社は電動化開発を進めて高品質、低消費の電動製品を作り出し、業界の低炭素の流れを主導します。

2023年上半期にSANYは、20以上の主要電動化技術に取り組んだことに加え、世界初の電気回転掘削リグ、新世代の710Sコンクリートポンプ、世界初の電気伸縮式クローラークレーンSCE800TB-EV、最大トンの200トントラッククレーン、自社開発の燃料電池システムを装備した初の水素ミキサートラックなど、130を超える新製品を発売しました。

SANY Groupの輪番会長兼SANY Heavy Industryの会長、Xiang Wenbo氏は「SANYは海外市場での成長に自信を持っており、引き続き戦略的ロードマップを進めていきます。特に、持続可能な目標への力強い取り組みを進めながら、研究開発投資を拡大し、質の高い、インテリジェントな開発に向けて業界を主導していきます」と語りました。

SANY Groupについてのより詳しい情報は、 www.sanyglobal.com をご覧いただくか、 Facebook か YouTubeで同社をフォローしてください。

ソース:SANY Group