シンガポール, 2023年8月30日 /PRNewswire/ -- Apaxが助言するファンドが所有するシンガポール本拠のソフトウエア製品会社Azentio Software(「Azentio」)は、Sanjay Singh氏を新しい最高経営責任者(CEO)に任命したことを発表します。今回の戦略的な措置は、世界中の高成長ソフトウエアビジネスで25年以上の経験を培ってきたベテラン幹部であるSanjay氏が率いるAzentioの次の成長段階の準備が整ったことを示しています。
Azentio新CEOのSanjay Singh氏は「AzentioのCEOに任命されて光栄です。私は、Azentioの高度なソフトウエア製品、イノベーションへの取り組み、専門分野の専門知識、地元市場の見識に感銘を受けてきました。これらの強みを踏まえて、優れたソリューションをクライアントに提供できると期待しています」と語りました。
Sanjay氏はさらに「Azentioは、アジア太平洋(APAC)、中東・アフリカ(MEA)のBFSI(銀行、金融サービス、保険)分野に特化した唯一のエンドツーエンドのソフトウエア会社として独自の地位を築いています。業界関係者の中でも、Azentioはその幅広い顧客層、市場をリードする製品、優れた人材において卓越しています。私は、APACとMEAにおけるBFSIソフトウエアの主要事業者になるという野心的な当社ビジョンの実現に向けてAzentioを指揮できることを大変うれしく思います」と語りました。
ソフトウエア会社の価値を拡大し、それを付加することに実績があるSanjay氏は、この分野で認められた経営者です。ApaxのRoy Mackenzieパートナーは「私たちは、双方共通のビジョンに沿って、この地域で世界クラスのソフトウエアビジネスを構築する豊富な経験をもたらしてくれるSanjay氏を迎え入れることを大変うれしく思います」と熱意を語りました。
Sanjay氏は世界的なソフトウエアおよびセキュリティー企業での25年間にわたる顧客中心のリーダーシップで得た専門知識を活かし、収益と拡大を促進するプログラム開発をもくろんでいます。Sanjay氏は、クラウドベースのソフトウエアとセキュリティーソリューションの有名プロバイダーであるDattoの最高収益責任者としての最近の職務で、同社のgo-to-market戦略を主導し、同社のIPO(新規株式公開)と、2022年6月のKaseyaによる最終的な買収を実現しました。Dattoに在職する前には、Sanjay氏はAkamai Technologiesで18年近くを過ごし、世界中でさまざまな市場開拓機能を構築・統括しました。
Sanjay氏は直ちにCEO職に就任します。Tony Kinnear氏は引き続きAzentioの取締役としての職務を継続し、David Hamilton氏はAzentio取締役会会長に就任します。
▽Azentio Softwareについて
Azentioは、アジア太平洋、中東、アフリカ、インドの銀行、金融サービスプロバイダー、保険会社にミッションクリティカルなソフトウエア製品を提供しています。また、同社は中堅企業向けにERP(企業資源計画)ソリューションも提供しています。同社の主力プラットフォームには、Azentio ONEBanking、Azentio ONECapitalMarkets、Azentio ONEInsurance、Azentio ONEERPがあります。同社のソフトウエアプラットフォームがもたらす柔軟性によって、多数のアプリケーションが単一のデータソースを操作できるようになり、クライアントにワークフロー、分析、ドキュメント管理、および柔軟な統合メカニズムを提供できるようになります。Azentio Software Private Limitedは、Apaxが助言するファンドが全面所有しています。
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