エディンバラ, スコットランド, 2023年8月30日 /PRNewswire/ -- Quantum Consultancyとダラム大学ビジネススクールによる新しい報告書で、パリがイベント開催で世界1位のスポーツ都市に選ばれました。Global Sport Cities & The Olympic Ecosystem（世界のスポーツ都市とオリンピックエコシステム）」と題されたこの報告書は、スポーツエコシステム全体における主要なマルチスポーツ競技大会や世界選手権の開催実績に基づいてトップ60都市を発表し、イベント開催における世界のスポーツ都市として名誉ある評価を与えました。
フランスのパリはオリンピック・パラリンピックの開催を来年に控え、スポーツ開催都市の1位にランクされ、ハンガリーのブダペストは分析対象となった2021年から2028年の間に、全体として最も多くのイベントを開催しました。
日本の東京はアジアで最も成績の良い都市にランクされ、オリンピック・パラリンピックの将来の開催都市であるロサンゼルスは9位にランクされ、米州で最も成績の良い都市になりました。
Top 20 Global Sport Cities for Event Hosting
状況の顕著な変化として、カタールのドーハ、UAE（アラブ首長国連邦）のドバイ、サウジアラビアのリヤドといった中東の都市がトップ20にランクインしたのは、それぞれの都市がスポーツを観光、メディア露出、社会的インパクトの可能性を引き出す重要な媒体として継続的にとらえているからです。
中国の成都は、北京に次いでトップ10入りした中国の2都市のうちの1つであり、首都ではない都市としては最高ランクです。成都は、最近閉幕したFISU（国際大学スポーツ連盟）ワールドユニバーシティゲームズ（ユニバーシアード）と2025年ワールドゲームズという2つの大規模なマルチスポーツ大会を含むイベント開催戦略に着手しています。
各都市は、2021年から2028年の間に開催された、または開催を予定しているイベントの数、またポイント式手法の一環として、これらのイベントのサイズ、スケール、認知度を考慮した累積イベントスコアに基づいてランク付けされています。この報告書では、95のスポーツと156のイベント施設にまたがる355の個別イベント開催を分析しています。合計で75の開催国と330の開催都市が2021年から2028年の間に、この一連の最高峰のイベントを開催することになり、例年と比較して、イベントを開催する都市・場所の数と種類がより多様であることを示しています。
この報告書は、世界のスポーツ開催状況について洞察に富んだスナップショットを提供し、オリンピックエコシステムの中で主要イベントを誘致する都市間競争の激化を浮き彫りにし、世界有数のスポーツ都市になるために必要な戦略的投資を強調しています。
トップ60都市の報告書全文はこちらをご覧ください。
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