【深セン(中国)2023年8月30日PR Newswire】世界をリードする先進医療機器ソリューション・プロバイダー、Mindray(SZSE:300760)は、Aシリーズ麻酔器のA7およびA5麻酔ワークステーションのアップグレードを発表しました。今回の機能強化には、麻酔科医が正確な麻酔をできるようにする革新的技術が組み込まれており、周術期全体を通じた患者の安全性と効率の向上につながります。
Mindray患者モニタリング・生命維持部門のMark Sun国際営業部長は「より多様で質の高い麻酔診療に対する需要は、ますます高まっています。こうしたニーズに応えるため、MindrayはA7およびA5麻酔ワークステーションを開発、さまざまな症状の患者に正確かつ安全な麻酔を行え、麻酔科医が効率的に管理できる統合ソリューションをお届けします」と話しています。
AnaeSight(TM)は、静脈麻酔と吸入麻酔を組み合わせたMindrayの先駆的な統合ソリューションです。機器、患者モニター、ポンプをつなげることで、静脈・吸入麻酔薬の集中管理が可能になりました。これにより麻酔科医は、1つのユーザーフレンドリーなインターフェースで、複数のデバイスからもたらされる麻酔薬の管理や患者のバイタルサインの監視を簡単に行うことができ、患者の状態を総合的に評価し、麻酔管理を効率化できるようになります。さらに、AnaeSight(TM)のeMAC(TM)インジケーターは、複数の麻酔薬の薬剤併用効果を測定して薬剤投与を支援、麻酔科医が十分な情報に基づき意思決定できるようにします。集中管理、統合的評価、薬剤併用効果が相まって、効果的に作業負荷を軽減、人的ミスのリスクを最小化して麻酔の質を上げ、患者の安全性を高めるのに役立ちます。
麻酔科医が最適な換気管理を行えるよう専用設計されたMindray A7およびA5は、挿管麻酔と非挿管麻酔の両方のオプションを提供し、あらゆる患者のニーズに対応します。他のAシリーズ麻酔器に搭載されている高流量鼻カニュラ(HFNC)に加え、同システムにはジェット換気用の高頻度ジェット換気(HFJV)が組み込まれており、気道を共有する手術や気道確保が困難な症例に対応する場合に特に有用です。ジェット換気の使用は、酸素化レベルを維持し、より優れた手術環境を作り出すことができるため、患者の安全性が向上します。
同装置には、麻酔中の正確なケアを保証、周術期の肺損傷リスクを低減し、患者転帰を改善するため、肺リクルートメントツールとモニタリングパラメーターも備わっています。
同装置は、各手術室の患者の状態を概観したり、麻酔科医が患者のバイタルサインの状態をリアルタイムでチェックできるようにすることで、接続性と効率性を高めています。さらに、機器の稼動状況をすぐにチェックできるため、臨床治療のための適切な保守が保証されます。