【シドニー2023年7月31日PR Newswire】サステイナビリティーの研究、教育、活動におけるリーダーとして認知され、2029年までにカーボンニュートラルでクライメートポジティブな大学となることにコミットしているシドニー工科大学(UTS)は今週、第1回「Decarbonising Australia Business Summit: Partnering with Japan on the Transition to Net Zero(脱炭素化オーストラリア・ビジネス・サミット:ネット・ゼロへの移行-日本とのパートナーシップ)」を開催します。
Distinguished Professor Peter Ralph, Director of the Deep Green Biotech Hub at UTS, is one of the panellists for Science + Industry Partnership in Action. Image: Toby Burrows.
オーストラリア貿易投資促進庁(Austrade)が主催するこのサミットには、日本のビジネスリーダー90人とオーストラリアの産業界、政府、研究機関の代表数百人などが参加します。
クリス・ボーウェン(Chris Bowen)気候変動・エネルギー担当相、上院議員のTim Ayres貿易補佐大臣兼製造業補佐大臣らが基調講演します。
UTSの専門家が参加するサミットのセッションは以下の通りです。
・UTS - 科学・産業パートナーシップの活動をテーマとするパネルセッション:Melissa Edwards UTSビジネス・サステナブル開発センター研究部長(Research Director of the Centre for Business and Sustainable Development)が主催。パネリストは、UTSディープ・グリーン・バイオテック・ハブ・ディレクター(Director Deep Green Biotech Hub)のPeter Ralph特別教授、ヤング・ヘンリーズ醸造所(Young Henrys Brewery)のRichard Adamson創業者兼オーナー兼主任醸造者
・ネットワーキング・セッション - UTSのエンジニアリング専門家と気候変動に取り組む産業界のパートナーとの協力:デジタル・テック企業と対話しているJulie Jupp UTSデジタルエンジニアリング教授が参加
・ケーススタディ: UTSとNTTが考える、インパクトのある産学連携づくり
関係者:モデレーターはUTS公共政策ガバナンス研究所(Institute for Public Policy Governance, UTS)の産業教授兼チーフエコノミストのTim Harcourt氏、パネリストは、UTS工学部RAPIDO部長のHerve Harvard氏、NTTオーストラリア・国際事業ゼネラル・マネージャーの永谷明史氏。
UTS副学長のAndrew Parfitt教授は、グリーンエネルギーや二酸化炭素排出削減などの分野でオーストラリア国内外の政府や産業界と連携してきた実績ある機関として、UTSが第1回サミットの開催地に選ばれたことをうれしく思いますと話し、以下のように続けました。
「本学は2015年、オーストラリアで初めて太陽光発電所と買電契約を結び、2016年にはオーストラリアで初めて校区冷房契約を締結、2019年にはオーストラリア初のプラスチックを使わないフードコートをオープンさせました」
「今回、脱炭素化に関する日本とオーストラリアの重要な国際対話を開催することで、本学は再び、より持続可能な地球の実現に向け貢献することができます」
シドニー工科大学(UTS)は、世界の大学ランキングでトップ100に入っています。オーストラリアをリードするテクノロジー大学として、UTSはさまざまなグローバル研究や産業界との連携を通じてポジティブな影響を与えています。詳細は、uts.edu.auをご覧ください。