Union Bancaire Privee(UBP)の2023年上半期純利益は1億1080万スイスフラン

【ジュネーブ、香港2023年7月24日PR Newswire】

2023年上半期の決算概要

*運用資産額は1406億スイスフランで安定

*収益は6億1640万スイスフランで0.7%減少

*上半期の税引き前営業利益は1億3800万スイスフランで、前年同期の1億3690万スイスフランから0.8%増加

UBPの2023年6月末時点の運用資産額は1406億スイスフランで、2022年末時点の1404億スイスフランと比べて安定した水準を維持しました。今回の決算内容は、主要通貨での資産価格の上昇(42億スイスフラン増)が、対ドルのスイスフラン高によって大幅に相殺された(35億スイスフラン減)結果によるものです。

今年上半期の収益は6億1640万スイスフランとなり、2022年上半期の6億2090万スイスフランからわずかに減少(0.7%減)しました。主に仲介業務の低迷による手数料収入の減少(12.5%減)が、最近の利上げに支えられて純利ざやが6260万スイスフラン増加した(43.3%増)ことによって補われました。

営業経費総額は4億1480万スイスフランで、前年の4億1170万スイスフランとほぼ同じ水準でした。0.7%の微増は出張旅行が回復したことの直接的な結果です。税引き前営業利益は1億3800万スイスフランで、2022年上半期の1億3690万スイスフランから0.8%増加しました。純利益は1億1080万スイスフランで、前年同期の1億1260万スイスフランから1.6%減少しました。

ティア1比率は27.3%、短期流動性カバレッジ比率(LCR)は262%で、いずれもUBPのバランスシートの質の高さと財務の健全さを反映しており、これはムーディーズが長期預金格付けをAa2としたことにもよっても改めて確認されています。

UBPのGuy de Picciotto最高経営責任者(CEO)は「今年上半期はスイスフラン高、高いインフレ率、急速な利上げによって特徴付けられました。世界市場は回復していますが、クライアントは『様子見』の態度をとる傾向にあります。あらゆる市場にわたって機会に注意を怠らないことと、それがどこにあろうと適切な解決策を提示することが、われわれの任務です」と述べました。

▽Union Bancaire Privee(UBP)について-www.ubp.com

UBPはスイスの大手プライベートバンクの1つで、ティア1比率は27.3%と最上級の資本基盤を持っています。UBPは個人および機関クライアントの両方の資産管理分野を専門としています。UBPはジュネーブに本拠を置き、世界の20カ所以上で2008人を雇用しています。運用資産は1406億スイスフランに上っています(数字は2023年6月30日時点)。