アジア太平洋はデジタルトランスフォーメーションの進行加速を受け、2030年までに5Gモバイル接続を10倍に増加すると、GSMAが発表

しかし、一部の国において障害があるため、APACはなおもモバイル使用におけるギャップが世界最大の地域にとどまる

ロンドン, 2023年7月24日 /PRNewswire/ -- アジア太平洋(Asia Pacific:APAC)地域において2023年までに5Gのモバイル接続に占める割合が、2022年の4%から5分の2(41%)以上に増えることになると、本日発表されたGSMAのモバイルエコノミーアジア太平洋2023レポート(Mobile Economy APAC 2023 Report)は伝えています。

2030年末までに、APACでは5Gの接続件数が14億前後になる予定です。これは5Gデバイスの価格の下落、多くの国における急速なネットワークの拡大、そしてモバイル技術を統合するための主要国政府間での協力が、この増加の引き金となっています。

年1回発行されるこのモバイルエコノミーレポートは、オーストラリア、日本、シンガポール、韓国などの成熟市場が世界的な5Gモバイルイノベーションを引っ張っている一方、障害が他のAPACの多くの国におけるモバイルアクセスと使用に影響を与え続けていることも明らかにしました。著しく向上したものの、アジア太平洋地域のほぼ半数(47%)がいまだにモバイルインターネットにアクセスできないでおり、ラテンアメリカ、中国、ユーラシアなど、世界の他の地域に後れを取っている地域があります。高齢者の中でとりわけ貧弱なデジタルスキル、デバイスとサービスの価格の手頃さ、そしてオンラインの安定性に関する課題が利用の浸透を遅らせる理由の一部となっています。

本日、シンガポールにおいてGSMAとシンガポール・テレコム(Singtel)が主催するイベントで発表された内容は次の通りです:

·  モバイル登録者は2022年と2030年の間に4億人増加して21億1,000万人に。モバイルの浸透度は70%まで上昇するが、なおも世界平均の73%に及ばない。

·  モバイルセクターは2022年にAPAC経済に8,100億ドルの経済価値をもたらした。そして2023年には約1兆ドル(9,900億ドル)に達する予定。

·  5Gは2030年にAPAC経済に1,330億ドル以上の価値を追加してもたらす

·  サービス業(42%)と製造業(34%)はスマートシティ、スマート工場、スマートグリッドなどでの利用に促進され、5Gの恩恵を最も受けるだろう。

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