メッツィンゲン, ドイツ, 2023年7月20日 /PRNewswire/ -- AIおよびロボット工学のスタートアップとして急成長しているNeura Robotics GmbH(「ニウラロボティクス」)は本日、ヨーロッパの投資企業リンゴット(Lingotto:Exor N.Vが所有する投資管理会社)、Vsquared Ventures、PrimepulseおよびHV Capitalが率いる5,500万ドルの資金調達ラウンドを終了したことを発表しました。
ニウラロボティクスはわずか3年の間に認知ロボット工学におけるグローバルなパイオニアに成長し、この業界におけるイノベーションのリーダーであると自負しています。AIとロボット工学を初めて組み合わせた企業として、ニウラは資金調達後ほどなくして世界初の商品化できる認知コボットを発表しました。MAiRAと名付けられたこのロボットは、その環境と人間を完全に認知して自律的に行動することができます。関連するすべてのセンサーとコンポーネントを人工知能と組み合わせて一つのデバイスに収めることで、ニウラロボティクスは工業からサービス業および家庭にわたる広範囲なセクターに向けたアプリケーションの合同開発プラットフォームを提携企業に提供します。その結果として生まれ着実に成長しているニウラバース(NEURAverse)は、自動化において比類のない柔軟性と効率性を提供しています。
ニウラロボティクスの創立者兼CEO、デビッド・レーガー(David Reger)は次のように語っています。「2019年に誕生してから、ニウラロボティクスは対象物を人工知能とプラットフォームを活用したアプローチで見直すことでロボット工学におけるイノベーションの限界を押し上げるべく取り組み、ロボット工学における新時代の到来を告げました。今日の資金調達ラウンドにより、私たちはこのペースを保ったまま明確なビジョンを持った約束を果たすことができます。」
「ニウラはAIとハードウェア開発を重ねて事業を行っています。ドイツとヨーロッパはこの点で特に有利です」と、リンゴットのマネージングパートナー、ニクヒル・スリニヴァサン(Nikhil Srinivasan)は語っています。
Vsquared Venturesのジェネラルパートナー、ハーバート・マンゲシウス博士(Dr Herbert Mangesius)は次のように付け加えました。「ソフトウェアについて真剣に考えているなら、ハードウェアを利用する必要があります。これはロボットのオートメーション化についてまさに言えることで、長年にわたって最先端の機械学習と認知機能を産業とサービスの分野に持ち込むにあたり障害となっていました。ニウラロボティクスのように、技術面でのビジョンとリーダーシップと開かれたパートナーシップモデルを同時に持ち、ロボット工学において目にしたことのないような速さでこのような成長をグローバルに遂げている企業に、私たちは初めて出会いました。」
ニウラロボティクスのプラットフォームに基づくロボットは、見ること、聞くことができ、接触センサーを持っています。反射感覚プロセッシングと組み合わせたこれらの機能は、自律的かつ予測的行動に不可欠です。資金調達チームのロボット工学および人工知能における膨大な専門知識を活用し、ニウラロボティクスのロボットは多様な社会的分野で、そして人間が設計した環境内で人間と協力するよう開発されています。そしてほんの数年以内に熟練従業員が全体的に不足する問題を解決するうえで重要な役割を果たすことができるでしょう。現在、ニウラは多目的のヒューマノイド型ロボットを市場に出すための正しい方向に進んでいるのです。
5,500万ドルの資金調達により、この多才なハイテク企業のアメリカおよび日本への進出がより確実になります。そして飛躍的に増加している注文は現在4億5,000万ドルを超え、これに応えるべく生産インフラを拡大することができます。この取引のために一貫して、ニウラロボティクスはGP Bullhoundから助言を受けました。
ニウラロボティクスについて
ニウラロボティクスはロボット工学における重要なイノベーションギャップを埋め、認知ロボットの時代を作ることを目標に、2019年にドイツ南部のメッツィンゲンにデビッド・レーガーが設立しました。スマートフォンメーカーのように、ニウラロボティクスはすべてのコンポーネントとセンサー、そして人工知能を組み合わせて一つのデバイスに収め、広範な専門家分野のためのアプリを合同で開発するためのプラットフォームを提携企業に提供します。その結果安定して成長しているニウラロボティクスは、自動化において比類のない柔軟性とコスト効率を提供し、多くの国際マーケットリーダーを魅了しています。例えば、収益でロボットメーカー世界第3位の川崎重工は最近、「powered by NEURA」という製品レンジを発表しました。このアプローチに必要な、AIを含む新しい技術コンポーネントはすべて、ニウラロボティクスが自社で開発したものです。これにより、知性、精度、安全性において新しい基準を設定することが可能になりました。ニウラの認知ロボットは、見ること、聞くことができ、接触センサーを持っています。これらは完全に自律しており、経験から学習します。現在、ニウラは多目的のヒューマノイド型ロボットを市場に出すための正しい方向に進んでいるのです。
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