【ジャカルタ(インドネシア)2023年7月20日PR Newswire】PT Bank Rakyat Indonesia(BRI)Persero Tbk.(IDX:BBRI)は、2023年7月5日に発表されたザ・バンカー(The Banker)の「世界の上位1000行(Top 1000 World Banks)2023」で上位の地位を確保しました。同リストでBRIは109位にランクされ、インドネシアで最高位の銀行となりました。
英国ロンドンに本部を置く世界的な金融・経済メディアとして知られるザ・バンカーは、2022年の銀行の財務実績を評価し、「世界の上位1000行2023」のランキングを決定しました。評価基準には貸借対照表、損益計算書、自己資本比率が含まれます。
BRIのSunarsoプレジデントディレクターは、BRIは厳しい経済状況の中で成長を続けてきたとし、「BRIの業績を客観的かつ透明性をもって評価してくださったザ・バンカーに感謝します。この成果は、すべてのステークホルダーのために経済的・社会的価値を創造する努力を続けてきた証であり、BRILianの全従業員の努力をたたえたいと思います。また、今回の評価を当行の中核事業であり、国民経済の基幹でもある零細中小企(MSME)セクターに捧げたいと思います。」と述べました。
ザ・バンカーの分析によると、2022年は世界の銀行業界にとって困難な年でした。世界中の中央銀行は、Covid-19流行後の総需要の回復、サプライチェーンの混乱、インフレの急上昇などさまざまなショックに対応し、10年にわたる低金利からマイナス金利の後、金融引き締め政策をとってきました。
さらに、銀行の収益性は金利上昇によってプラスの影響を受けることが多く、金利の上昇は銀行にとって有利である一方、バランスシートに影響を与える課題も生じています。
インフレをめぐるリスクは継続しており、世界的に経済の不確実性が高まっています。国際通貨基金(IMF)によると、世界の国内総生産(GDP)成長率は2022年の3.4%から2023年には2.8%に低下すると予想されています。さらに、経済成長率は2022年の2.7%から2023年には1.3%に低下すると予測されています。
ザ・バンカーは、銀行が融資決定に慎重になることが予想されるため、融資の伸びは引き続き弱いままであり、景気減速と高い政策金利も信用需要を圧迫するため、さらに厳しいビジネス環境となることを予測しています。
BRIについての詳細は www.bri.co.id.をご覧ください。
ソース:PT Bank Rakyat Indonesia Tbk (BRI)