-グローバル・ヘルス・エコシステムの開発強化へ
ワーヘニンゲン(オランダ)、2023年7月14日 /PRNewswire/ -- 2023年7月5日から6日にかけて、オランダの農業研究に特化した世界有数の高等教育機関であるWageningen University and Research(WUR、ワーヘニンゲン大学&研究機関)のキャンパスで、「Open Innovation Forum(オープン・イノベーション・フォーラム)」が開催されました。同フォーラムの主催は、ケンブリッジ大学のInstitute for Manufacturing(ものづくり研究所、IfM)のオープン・イノベーション・フォーラム(OIフォーラム)で、オランダの専門投資機関であるStartLife(スタートライフ)と伊利イノベーション・センター・ヨーロッパ(Yili Innovation Center Europe)が「これまでの価値基準を打ち砕くほども食品生産技術」をテーマに開催しました。同フォーラムは、その目的を、グローバルな健康食品技術の向上と革新的な応用を推進すること、ひいては消費者に対してより包括的で健康的な製品を提供することに置いています。
このフォーラムでは、ケンブリッジ大学IfMの産業アソーシエイト兼OIフォーラム責任者であるDominic Oughton氏、WURのプログラム責任者であるMaurits Burgering博士、StartLifeのイノベーション&パートナーシップ担当責任者であるAnnelies Schenk氏、伊利イノベーション・センター・ヨーロッパの乳製品製造技術責任者であるHittjo Homan氏、伊利イノベーション・センター・ヨーロッパの製品・プロセス技術シニア・サイエンティストであるMatthias Eisner博士が、他の著名な専門家や技術革新企業の代表者と共に、一連の最先端技術に関する討論に参加しました。
同フォーラムについて、伊利イノベーション・センター・ヨーロッパのオープン・イノベーション責任者のLin Zhu氏は、「このフォーラムは、業界の質の高い発展をさらに促進し、ひいては消費者により健康的かつより包括的で、またより栄養価の高い製品を提供する助けになるでしょう。」と述べています。
Maurits Burgering博士は、「異文化を背景とするイノベーション」をテーマとしたイノベーションの実践に関する公開討論会で、伊利がWURとともに、相当数の革新的なプロジェクトに注力しているだけでなく、より良い未来への貢献の一環として、学生や新興企業を積極的に支援していることを指摘しました。
伊利イノベーション・センター・ヨーロッパは今では、中国とヨーロッパ、そして世界の革新的な取り組みをつなぐ架け橋となっています。Dominic Oughton氏は、「伊利は、世界をつないで、そのブランドのパワーとイノベーションをヨーロッパにもたらす過程で、最先端のイノベーションを達成しました。これは、大学、新興企業、および大企業が異なる地域を超えて協力し、オープン・イノベーションを実現するための最良のケーススタディです。」と指摘しています。
「伊利は、技術革新と起業家精神に関する建設的なフィードバックと指導を提供することで、StartLife傘下の新興企業と緊密に連携しています。伊利は、こうした新興企業がより大きく、より影響力のあるビジネスになるまでの道のりを支援してきました。世界中の新興企業を支援する伊利の献身の姿勢に感謝しています。」とAnnelies Schenk氏は語っています。
伊利は2021年6月に、StartLifeと食品・農業技術分野における協力協定を締結し、OIフォーラムのメンバーとなりました。このケンブリッジ大学IfMのOIフォーラムは、メンバー向けの体系的なプログラムで、食品・飲料、商品回転率が高く、新商品開発までのプロセスが短い日用消費財(FMCG)のバリューチェーンに沿って、ベストプラクティスを共有し、「ホットな話題」を探求し、オープン・イノベーションのコラボレーションを加速するための場となっています。