オークランド(ニュージーランド)、2023年7月5日 /PRNewswire/ -- Comvita Limited(コンビタ・リミテッド、NZX:CVT)は本日、ハチミツ専門小売販売業のHoneyWorld Singaporeとその消費者ブランドを買収したことを発表しました。
David Banfield, CEO Comvita and Pearline Goh, Founder and Director, HoneyWorld Singapore at Comvita and HoneyWorld Singapore signing ceremony.
HoneyWorldはシンガポールで最大のマヌカハニー小売販売企業であり、アジア有数の成長市場の1つにおける、Comvitaの主要カテゴリーにおいて業界大手である同社の戦略的な買収となります。
この市場における Comvita社の既存事業と合わせると、シンガポールにおけるマヌカハニーのカテゴリーでの市場占有率は約50%となります。ComvitaとHoneyWorldは協力して、この重要な市場における家庭への普及とカテゴリー占有率を長期的にさらに成長させるための増大する機会を特定しました。
この買収により、Comvitaは直ちに利益が得られ、統合後はHoneyWorldの使用総資本利益率(ROCE)が24%増加すると予測されます。Comvitaグループは、この買収により1株当たり純利益(EPS)が22%改善すると予想されています。HoneyWorldは、2024年度の売上高を1,300万シンガポールドル(13億9215万円、1,585万ニュージーランドドル)以上と予想しています。買収資金は負債で賄われます。
ComvitaのDavid Banfield最高経営責任者(CEO)は、「この合意は、シンガポールの業界大手である質の高い事業を買収するという、Comvitaにとって極めて戦略的な機会を意味します。私たちは、アジア全域の市場で他の小売業でも好調な業績を達成しており、HoneyWorldの名高い能力と影響力がComvitaファミリーに加わることを喜ばしく思っています。また、創立者であるPearline Goh氏のサービスを引き継ぎ、当社のビジネスにさらなる才能を加えることができたことも喜ばしいことです。私たちは、アジア市場での需要が旺盛であると考えており、この買収によって市場占有率をさらに高めます。また、重要なことは、2025年度の目標であるEBITDA(利払い前・税引き前利益) 5,000万ドルの達成を加速させることができるということです。」と述べています。
HoneyWorldの創立者兼ディレクターであるPearline Goh氏は、「プレミアムなウェルネスとライフスタイル・ブランドというビジョンを共有するコンビタ・ファミリーの一員になれて感激しています。お客様の目がより厳しくなるにつれ、世界レベルの科学的ノウハウに裏打ちされた高品質の天然製品を紹介するComvitaの規模と能力は、持続可能かつ重要なものだと考えています。」と述べています。
HoneyWorldは1997年に設立され、シンガポール市場で18店舗を展開しており、消費者の支持を得ていて、大きな成長を遂げようとしています。Comvitaは、HoneyWorldの自社ブランドを店舗に供給するとともに、Comvitaマヌカ・ブランドと製品範囲を拡大していきます。Comvitaは、HoneyWorldのチームと協力できることを大変嬉しく思っており、お客様は日々のハチミツの買い物の際には引き続きこれまでと同じスタッフに会うことができます。