深圳(中国)2023年7月4日 /PRNewswire/ -- 6月29日、中国南方電力網(Southern Power Grid、CSG)社主催の国際デジタルエネルギー見本市が中国の深圳で開幕しました。今年の見本市は、「Creating a Green Future with Digital Energy(デジタルエネルギーでグリーンな未来を創造)」をテーマを掲げ、4日間の会期中には、世界各国から407社のデジタルエネルギー関連企業が出展します。また、中国および国外のエネルギー業界から2,000人近くの専門家、電力会社やインターネット事業の精鋭が集結する特別フォーラムの開催も予定されています。
見本市の開会式典では、中国南方電力網社のMeng Zhenping会長が「当社はあらゆる関係者と協力し、エネルギー分野の質の高い発展を促進する、オープンで共有性が高く、互恵的なデジタル・エネルギー・エコシステムを構築する用意があります」と述べました。
今回の見本市で中国南方電力網社は、パワーチップ「Fuxi」や「Jimu」センサーといったハードウェアだけでなく、「Kuafu」システムなどのデジタル製品も展示しています。また、中国のインターネット企業Tencentが提供するクラウドプラットフォーム、Tencent Cloudはエネルギー製品「EnerLink」と「EnerTwin」を、またパリに本拠を置くシュナイダーエレクトリック(Schneider Electric)社は電気系のライフサイクル全体を網羅する仮想モデルを作成可能なソリューションを、それぞれ披露しています。
なお、政府部門、業界団体、エネルギー産業チェーンの川上から川下に至る企業の専門家や代表が一堂に会して行われるこの見本市では、新エネルギー源のシステム開発、新エネルギーとエネルギー貯蔵の業界トレンド、デジタルエネルギー投資および資金調達といった、多岐にわたるテーマの議論も予定されており、世界のエネルギー産業チェーンのさらなる発展に寄与することが期待されています。