【ワシントン2023年6月27日PR Newswire】 SEG Solar(SEG)とPT Kawasan Industri Terpadu Batang(KITB)は、インドネシアの中ジャワ州バタンの約41ヘクタールの土地を80年間賃貸借する拘束力のある契約を締結したと発表しました。
SEGは合弁プロジェクト企業PT SEG ATW Solar Manufaktur Indonesiaを通じ、5GWの太陽電池生産施設と3GWの太陽電池モジュール製造施設の建設用地開発に総額5億米ドルを投資する方針です。SEGはPT ATW Investasi Selaras(ATW Group)と提携し、インドネシアの地方レベルでの施設開発を支援しています。
太陽電池生産ラインは、米テキサス州ヒューストンにあるSEGのモジュール工場に垂直的に供給し、モジュールのサプライチェーン内の部品を網羅する完全な機能を保証します。SEGは、ウエハー、インゴット、ジャンクションボックス、フレーム、EVAフィルムなどの他のPV部品サプライヤーと協力し、インドネシアでの製造施設設立を目指しています。
SEGのJim Wood 最高経営責任者(CEO)は「インドネシアは有利な政策、税制上の優遇措置、豊富なシリコン資源という裏付けとなる環境を提供します」と強調しました。
インドネシア共和国のバフリル・ラハダリア(Bahlil Lahadalia)投資相は「この投資はインドネシア国民に2000人以上の雇用を創出し、バタン地方の経済成長に大きく貢献します。インドネシア政府は、相互利益の促進を目指し、税制面での支援の提供にコミットしています」と表明しました。施設の完成は2024年第2四半期を予定しており、インドネシア最大級の太陽電池・モジュール工場となります。
2016年創業のSEGは、米テキサス州ヒューストンに本社を置く垂直統合型の大手太陽光発電メーカーです。SEGは、2024年には5.5GW超の世界的なモジュール生産能力を擁することになります。
2017年に創設されたATW Groupはインドネシアを拠点とする再生可能エネルギー投資会社です。ATW Groupはインドネシア全域で80MWp超のポートフォリオを有しています。KITBは2020年の設立以来、国家戦略プロジェクトの1つに指定されているインドネシア最新の国営工業団地です。KITBは4300ヘクタールの土地を有し、3つのクラスターで開発が進められています。
ソース:Xinhua Silk Road