DataikuがGenerative AIエンタープライズアプリケーション、安全性、ツールに関するブレークスルーを発表

新しいGenerative AIのユースケースコレクション、責任に関するフレームワーク、そしてプラットフォーム機能が、エンタープライズAIのリーダーシップを基に、真の安全性を備えた真のアプリケーションを加速 

東京, 2023年6月27日 /PRNewswire/ -- Everyday AIのプラットフォームであるDataikuは、Generative AIエンタープライズアプリケーション、安全性、ツールに関するブレークスルーを発表しました。500社以上のお客様との共同作業から得た貴重な経験をもとに開発されたこれらのイノベーションは、従来のチャットボットの機能の枠を超え、有意義で現実的な企業アプリケーションの可能性を解き放ちます。Gartner®によると、「70%の組織が現在Generative AIを探求している状態」にあります(※1)。また、90%の企業幹部が懸念を抱いている(KPMGによる)ことを考えると、このDataikuの発表は極めて重要なタイミングに行われるものです。 

「私たちは、どうすればGenerative AIをもっとうまく活用できるだろうかと模索する数百のお客様にお会いしてきました。」多くは、潜在的なユースケースをリストアップし、実現可能性、ビジネスへの影響、リスクの観点からの評価を始めています。私たちは、現実的かつ実行可能で、反復可能なトップユースケースを、我々のプラットフォーム上に選び出しました。今日これに成功した企業は、1年後には競合他社の手の届かない存在になっていることでしょう。未来の勝者が決まる時期と言えます。Dataikuがその一翼を担えることはとても素晴らしいことです」と、Dataikuの共同創業者かつCEOであるFlorian Douetteauは述べています。

Generative AIのユースケースコレクションがリアルな活用の大規模な実現の燃料に

Dataikuが新しくリリースしたGenerative AIユーズケースコレクション は、企業におけるGenerative AIの活用を飛躍的に向上させるものです。Dataikuは、Generative AIの活用に関する共通のデザインパターンを確認し、この革新的なテクノロジーを実際のビジネスニーズに適用するための16からなる初めのGenerative AIユースケースのセットを構築しました。この新しいアプローチにより、企業は独自にGenerative AIプロジェクトを構築するというような職人的なアプローチから、これらのユースケースの産業規模の開発・展開へと移行し、取り組みをラボから企業のオフィスへと移すことができます。

Generative AIユースケースコレクションには例として以下のようなユースケースが含まれます:

  • 予知保全データ探索:プライバシーを守り、工場機械の性能に関するインサイトを自動生成
  • LLMによって強化されたネクストベストオファー: 法的にも認められた、精度の高い商品レコメンドなどのプロモーションメールの自動生成
  • ITサポートアドバイザー: 複雑なポリシーに関する文書や契約書を照会し、サポートスタッフの作業を加速させる常に正確なアシスタント

実行可能なフレームワークにより、企業は来るべきAI規制に対して備えが可能に

米国のAI権利章典の草案やEUのAI規制法など、AIによる潜在的な被害から労働者と消費者の双方を保護しようとする政策提言が相次いで登場していることを受け、DataikuはGenerative AIユースケースのRAFTフレームワーク(信頼性:Reliable、アカウンタビリティー:Accountable、公平性:Fair、透明性:Transparent)を発表しました。世界的な大企業のコンプライアンス、リスク、倫理チームとの長年にわたるResponsible AIに関する先駆的な取り組みに基づき、このフレームワークは将来の規制への対応に向け、企業が今できる実行可能なステップを提供します。企業における現実と、公共政策、デジタル倫理、AIバイアスの専門家による意見を反映したこのフレームワークは、AI活用を迅速に進める必要性と、安全かつ責任を持って行うことのバランスを取るものです。 

プロンプトエンジニアリングを企業活動に

「世間一般の想像は、Generative AIの可能性に対するナイーブで限定的なビジョンにとらわれています。端的に言えば、チャットボットへの単発的な質問と回答では企業の業績を変革することはできません。実際の適用では、Generative AIが企業のデータと機械学習のワークフローに織り込まれることになるでしょう。」 と、Dataikuの共同創業者かつCTOのClément Stenacは述べています。

Dataikuは、最新の製品アップデートであるDataiku 12に、そのビジョンを実現するための機能を追加しました。Dataikuのプロンプトスタジオを使い、より多くの人が熟練したプロンプトエンジニアになり、本番のデータワークフローの一部となり得るような再利用可能なエンタープライズグレードのプロンプトを構築することができます。プロンプトスタジオは現在、限定のプレビューとして利用可能です。 

DataikuはGenerative AIより面白いデータドリブンの職務の実現に活用

今日、ビジネスパーソンは、ビジネスのアイデアを表や列というデータ語彙に変換する必要があります。Generative AIを使い、より多くのユーザーがデータと対話しながらデータと遊べるようになることで、Dataikuでこの変換を自動化できます。

DataikuのAIによるデータ準備により、さまざまなスキルを持つ人が、データに対して何をしたいかを入力するだけで、すぐに使えるデータ変換を構築することができます。これは、エンタープライズデータベースやクラウド環境において、何をすべきかを知ることとそれを実現することの間にある最後の障壁を打破するものです。AIによるデータ準備は現在、限定のプレビューとして利用可能です。

リソースと利用可能性

Generative AIユースケースコレクションとRAFTフレームワークは現在、利用可能です。アプリケーションと詳細については、こちらをご覧ください。
https://www.dataiku.com/product/generative-ai/

プロンプトスタジオとAIデータ準備は現在、限定のプレビューとして利用可能です。追加のプラットフォーム機能は、Generative AIゴールドラッシュで使われるピックとシャベルのような、より深く統合された機能として、今後提供する予定です。 

(※1)Gartner®, Press Release, "Gartner Poll Finds 45% of Executives Say ChatGPT Has Prompted an Increase in AI Investment", May 3, 2023  https://www.gartner.com/en/newsroom/press-releases/2023-05-03-gartner-poll-finds-45-percent-of-executives-say-chatgpt-has-prompted-an-increase-in-ai-investment
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Dataikuについて

DataikuはEveryday AIのためのプラットフォームであり、データ専門家とビジネス専門家が日々の業務のために共にAIを構築することを可能にします。彼らが協業し、あらゆる業種において、企業は新たなAIによる機能をあらゆる規模で、設計、開発、展開できます。組織がDataikuを利用することで、その従業員は並外れた力を発揮し、会社の未来に力を与えるAIを生み出すことができます。

Dataikuは2013年に創業しました。当時からのビジョンであるEveryday AIを継続して展開しDataiku自身を成長させ続けることで、その能力を実証してきました。500社以上の顧客と1,000人以上の従業員を抱えるDataikuは、急速な成長とGlobal 2000顧客の維持率95%を誇っています。当社のブログ、Twitter(@dataiku)、LinkedInで情報をお届けしています。