Colt DCS、新しいESG戦略レポートを発表 Colt DCSは「2022年サステナビリティ・ハイライト・レポート」において、新ESG戦略の3つの戦略的重点分野を発表:「脱炭素化」「人と人をつながり」「自社の安全確保」

ロンドン, 2023年6月27日 /PRNewswire/ -- グローバル ハイパースケール データセンターソリューションの大手プロバイダーであるColtデータセンターサービス(以下、Colt DCS )は本日、 2022年1月1日から12月31日までの期間を対象とした、最新の「サステナビリティ・ハイライト・レポート」を発表しました。本報告書は、Colt DCSのハイライトレポートとして発行され、「事業の脱炭素化」「人と人のつながり」「自社の安全確保」という3つの戦略分野に焦点をあてています。Colt DCSは、スコープ1およびスコープ2(市場ベース)の排出量を52%削減し、スコープ3の排出量を28%削減するという驚くべき成果を上げました(2019年との比較)。 これらの大幅な削減は、業界をリードするデータセンタープロバイダーとして、同社の持続可能な取り組みがいかに優れているかを示すものです。

サステナビリティレポートのその他、主なハイライトは以下の通りです:

·  すべてのスコープにおいて、2019年比で30%の排出量削減を実現

·  グローバルで72という素晴らしいネットプロモータースコア(NPS)を達成

·  ヨーロッパの全データセンターで100%再生可能エネルギーを調達

Colt DCSは、環境への影響を最小限に抑え、社会的責任を推進し、世界のデータセンター業界において前向きな変化をもたらすという継続的な取り組みの一環として、意欲的なサステナビリティ目標の達成に向けて真摯に取り組んでいます。サステナビリティは社内に深く浸透しており、すべてのステークホルダーが共通のESG目標に向かってたゆまぬ努力を続けています。Colt DCSの継続的な改善へのコミットメントは揺るぎなく、今後数年間はESG戦略の前進と進化に努めます。


「2022年サステナビリティ・ハイライト・レポート」は、2022年の環境・社会・ガバナンス(ESG)分野における当社の重要な成果を紹介するもので、2045年までにネットゼロを達成するというColt DCSのコミットメントを強調しています。EcoVadis社のパートナーシップと上位1%の持続可能性評価により、Colt DCSはESG実践においてデータセンター業界の標準を維持し続けています。「2022年サステナビリティ・ハイライト・レポート」は、ColtデータセンターサービスとColtテクノロジーサービスで構成されるColtグループ共同で作成されました。


脱炭素化はColt DCSの主要な焦点であり、当社のESG戦略における重要な柱の1つです。そのサステナビリティ目標は、最新のネットゼロ基準に沿って、科学的根拠に基づく目標イニシアチブ(SBTi)により承認されています。Colt DCSは、2019年のベースラインと比較してカーボンフットプリントを30%削減することに成功し、その量は推定186,487トンのCO2e(二酸化炭素換算値)となりました。この削減は、英国および欧州のデータセンターで100%再生可能エネルギーを使用し、そのすべてが100%キャリアニュートラルサイトであること、サプライヤーをより効果的に関与させ革新的な冷却技術を導入したことによってもたらされたものであります。さらにColt DCSは、パリに拡張中のデータセンターなど、新しいデータセンターが「Global Reference Design Document」に規定された環境要件に適合することを保証しています。


Colt DCSのESG戦略は、環境サステナビリティを超えて、社会的関与に強く焦点を当てたものです。当社は、顧客、サプライヤー、地域社会、従業員を含むバリューチェーン全体におけるステークホルダーの関与の重要性を認識しており、事業展開する地域に持続的なプラスの影響を与えることを目的としています。Colt DCSは従業員の関与を奨励し、地域の慈善団体とパートナーシップを確立、従業員主導のCSRチームを結成して募金活動やボランティア活動の機会を選定しています。地域社会は、当社データセンターの建設を支援する地元の請負業者やサービスプロバイダーなど、Colt DCSの労働力の貢献者としての役割を担っています。

また当社は、インクルージョンの目標を達成する上で、効果的なガバナンスが重要であると認識しています。パンデミックの間、Colt DCSは指定されたウェルビーイングデイを導入し、従業員の心身の健康を優先させました。当社の努力により、「People Matter調査」への参加率は78%に達し、その結果、多様性と包摂、顧客重視、エンパワーメント、持続可能なエンゲージメント、ウェルビーイングとストレスの分野における強みが強調されました。

Colt DCSは多様な考え方を尊重し、事業を展開する地域社会を代表する包括的な企業文化の創造に努めています。多様な人材で構成される包括的な労働文化の醸成に加え、同社は従業員の経験を向上させる公平なビジネス慣行を実施することを約束します。今後もColt DCSは、従業員の能力開発に投資し、サプライヤーやお客様とのパートナーシップを強化することで、包括的で持続可能な未来を育むことに尽力していきます。ステークホルダーとの関わりを優先することに加え、Colt DCSはデータセンター・ポートフォリオ全体で卓越したクライアントサービスを提供しています。2022年にはヨーロッパとアジアの全顧客で72という素晴らしいグローバルネットプロモータースコア(NPS)を達成しました。これは、「業界において最も信頼され、顧客中心のプロバイダーになる」という当社目標を証明するものです。

Coltデータセンターサービス、CEOのニコラス・サンフリッドソンは次のように述べています。「当社はサステナビリティの目標達成に向けて目覚ましい前進を遂げました。顧客、および株主の皆様と従業員の揺るぎないご支援に心から感謝いたします。Colt DCSは、「最も信頼され、顧客中心のデータセンタープロバイダーになる」いうビジョンを掲げながら、持続可能なハイパースケール戦略の実現に向け、目覚ましい献身を発揮しています。」

Colt データセンターサービスについて

Coltデータセンターサービスは、欧州およびアジアのハイパースケールデータセンターにおいて、サステナブルな設計、構築、導入、運用管理で、真のサービスと卓越した運用を提供しています。世界8都市、16か所に跨る最先端キャリアニュートラルデータセンターで、ハイパースケール、および大手エンタープライズのお客様にデータセンターソリューションを提供しています。

Coltデータセンターサービスのハイパースケールとコロケーションソリューションにより、お客様はデータセンターに対する戦略が将来の需要を満たすのに十分であるかを把握でき、ビジネス成長を効果的に計画することができます。

当社は、市場で最も信頼される顧客中心のデータセンターオペレーターになるというビジョンのもと、データセンター業界で25年以上の実績を有しています。地球環境の保護を考え、常に環境問題を活動全体の中心として捉えています。サービス提供する全ての地域において環境へのインパクトを削減することに責任をもち、持続可能性を重要な戦略上の推進力としてまいります。サステナビリティの一環として、 Colt DCSは姉妹会社とともに、2045年までに当社の事業でグローバル・ネット・ゼロ・エミッションを実現するために取り組んでいます。

Colt DCSの詳細はこちらをご覧ください:https://www.coltdatacentres.net/ja-jp

Coltグループ サステナビリティ・レポート2022について

Coltサステナビリティ・レポートは、特に断りのない限り、2022年1月1日から12月31日までの期間を対象としています。本レポートには、2021年に実施された重要性評価の一環として特定され、優先されたESG重要課題にわたるサステナビリティパフォーマンスデータが含まれています。本報告書は、Coltグループホールディングスリミテッド(以下、「Coltグループ」)傘下のすべての事業体を対象としています。Coltグループは、グローバル・レポーティング・イニシアチブ(GRI)基準に従って本レポートを作成しました。開示内容を確認するために、GRIインデックスを記載した報告書の別冊をダウンロードすることができます。英国規格協会(BSIグループ)は、選択した主要業績指標について保証を提供しています。詳細は、BSIによる外部保証書付属書9.3.にてご参照いただけます。Coltデータセンターサービス(DCS)の詳細については、「2022年サステナビリティ・ハイライト・レポート」(英語)をご参照ください。

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