ロンドン、2023年6月23日 /PRNewswire/ -- Omdia（オムディア）による最新調査で、ゲーム業界の主要なクラウドプラットフォームが、初めてベンチマーク化されました。 オムディアが示す ゲームテクノロジー・インテリジェンスサービスで新たに公開されたマーケットレーダー：ゲーム用クラウドプラットフォーム2023 は、ゲーム業界におけるクラウドおよび関連サービスの市場が、2023年に120億ドル以上の価値があることを示しています。 新しい報告書は、急速に成長する市場の主要プレーヤー7社の企業能力を詳細に分析しています。 オムディアは、ゲーム業界における主要なユースケースに対応するために、各プラットフォームの能力を評価しました。
Omdia Market Radar Cloud Platforms for Games
ゲーム開発ワークフローは、ゲームサーバー・インフラストラクチャもますます重要な役割を果たしながら、これまで以上にクラウドへと移行しています。 さらに、クラウドプラットフォームが、さまざまなゲーム開発ツールの主要プロバイダーとして登場しています。 したがって、クラウドベンダーとその企業能力を理解することは、開発者にとって、また自社製品をクラウドプラットフォームと競合または統合、あるいはその両方を行う必要がある技術系ベンダーにとっても、必須となります。
今回のオムディアによる新しい分析結果は、特に初めてゲーム業界に焦点を当てたものであり、該当領域全体で高度な企業能力があるとの判断で、業界を牽引するゲーム用クラウドプラットフォームは、AWSとMicrosoft Azureであることが示されました。 オムディアのGames Tech担当プリンシパルアナリスト、リアム・ディーン（Liam Deane）は、次のように述べています。「AWSは長年にわたるマーケットリーダーであり、同社の優れたインフラストラクチャ、ツール、優れたパートナーエコシステムによって群を抜いています。一方Azureも、素晴らしいグローバルインフラストラクチャと、ゲーム開発者向けて本当に幅広いオーダーメイドのツールとソリューションを提供していることで際立っています。」
今回の調査はまた、ゲーム業界におけるクラウドサービスの競争が激化していることを強調しています。 たとえば、GoogleとTencentはどちらも、ゲーム関連の深い専門知識を活用して、ゲーム開発と運用に優れた幅広いソリューションを提供しており、残りの各ベンダーも、市場独特のセグメントにアピールできる明確な強みを持っています。 Deaneは次のように指摘しています。「これまで以上に、ゲーム業界のバイヤーは、クラウドプラットフォームを選ぶ際に、すべてのオプションを慎重に検討する必要がありますが、一方で技術系ベンダーは、ゲーム業界をターゲットとするクラウドプラットフォームが増えていく中で、自社製品がそれらと、どのように相互作用するかを認識する必要があります。」
▽OMDIAについて
Informa Tech傘下のOmdiaは、テクノロジー調査・アドバイザリーグループである。同社はテクノロジー市場に関する深い知識と実用的な洞察を組み合わせ、企業がスマートな成長の意思決定を下すことを支援する。より詳しい情報はwww.omdia.com を参照のこと。
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