上海・杭州(中国)、2023年6月15日 /PRNewswire/ -- 臨床段階の人工知能(AI)を用いた創薬企業であるMindRankは本日、肥満と2型糖尿病(T2DM)の治療を目的とした経口低分子グルカゴン様ペプチド-1受容体アゴニスト(GLP-1 RA)であるMDR-001の第1相試験において、健康な被験者に対して初の投与が行われたと発表しました。
「MDR-001を用いたFIH臨床試験の開始は、MindRankにとって重要なマイルストーンであり、当社のAIプラットフォームの可能性をさらに大きく検証するものです」と、MindRankのCEOであるZhangming Niu氏は述べています。「当社は、MDR-001の臨床開発を世界的に推進し、この治療法をできるだけ早く患者が利用できるように取り組んでいます。」
このFIH第1相試験は、健康な被験者および肥満またはT2DM患者におけるMDR-001の安全性、忍容性、薬物動態、そして薬力学的効果を評価するための無作為化二重盲検プラセボ対照用量漸増試験です。
MDR-001について
MDR-001は、MindRankが独自に開発したAIプラットフォームである「Molecule Pro」を活用して創製した、β-アレスチン2に選択的で経口投与可能な低分子GLP-1 RAの新規薬剤です。MDR-001は前臨床試験で包括的に試験され、良好なADME特性および経口バイオアベイラビリティ、ならびに望ましい薬物動態、安全性および忍容性を有する優れた機能的効力と選択性を示し、大きな医療ニーズが満たされていない肥満およびT2DMの治療に対してクラス最高の可能性を示しています。
MindRankについて
MindRankは、人工知能(AI)を活用した創薬企業です。独自のAIプラットフォーム(PharmKG、Molecule Dance、Molecule Pro)を活用することで、創薬プロセスを大幅に加速させ、差別化と臨床効果のある低分子医薬品を提供することを目指しています。
詳細については、www.mindrank.aiをご覧ください。
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